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byteの話 ページ31

A side


何もないけれど目が覚めた。

起きたことに気がつくと、音葉は、


「あ!起きた!おはよー!」


といった。


「ん…おはよ。

…あ、そういえば」

「んー?なになにー?」

「日曜日…ってか明後日からバイトある…」

「え?そんな早かったっけ?」

「ああ、店長から早めに復帰しろってメールあったんだ。

だから明後日からバイトです」

「週に何回?」

「二回か三回。

ついでにいうと学校しばらく休みます。

まあ、不登校だね。よろしく」

「…え?まじで言ってる?」

「私が冗談言ったことあるか?」

「沢山ある」

「そうだったか。

まあいいや。まあ、よろしくね」

「え、だとしたら私は…?」

「勝手にすりゃいいだろ。

学校行ってもいいだろうし不登校になってもいいんじゃないのか?」

「…休む!」

「そういうと思った。

…ゲームしたいな」

「…なあ、此処はどこなんだ?」


鉄が聞いてきた。


「あー…言うの忘れたね。

此処は北海道。

ようこそ北国へ。寒いよ」

「そうそう!寒いよね!

あ、そうだ!

私は翠如音葉!よろしくね!」

「私は血空A。

最近音葉と自 殺の方法を笑いながら話すのが楽しいです。

よろしくね」

「楽しいよね!」

「ああ。

話すだけで実践はしないよ。

一回首吊り試したことあるけど」

「あるのか!?」

「未遂で終わった」

「苦しかった?」

「もちろんだ」

「あ!

Aのさ、バイトしてるお店行ってもいい!?」

「…誰と一緒に?」

「皆と!」

「…皆にとっては全く面白くねえよ?

…ああ、二つ目のところなら少しは面白いだろうけど」

「バイトって何?

ずっと教えてくれなかったんだもん!」

「あ、それ俺も聞きたい!教えてくれ!」

「…言いたくない」

「言って!」


いや、これはマジで言いたくない。

言ったりしたら笑われるよ。

ってか正直バイト先の店にも来てほしくない。


「…はー…。

分かった。言うよ。

一つ目のバイトが女性専用カフェ。

まあ、二次元から出てきた感じの男性が店員の店だな。

8割男性、2割男装した女性の店員です。

二つ目が男性専用カフェ。

…言うなればメイドカフェみたいなものだ。

フリッフリのドレスを着た女の子達がお出迎えします」

「「…うっそだろ!?」

「嘘じゃねえよ。

そして大きい声出すな」

「ご、ごめん。

え、でもAが…!?」

「…だから言いたくなかったんだよ」


滅茶滅茶恥ずかしい。

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作者名:リリムゥ | 作成日時:2017年12月12日 19時

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