【サーヴァンプ】なにゆえ…。【逆トリップ】 (ページ24)

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何でや！ページ24

課題の内容はレポート。

『日本の政治と経済について』だ。

…高校生がやる内容じゃなくね？

まあ、それは置いておいて。

条件はこうだ。

・最低でもレポート用紙３枚

・英語で書く

・必ず他国と比べて書く

…だそうだ。

他国と比べて書く必要なくね？

英語で書く理由がわからん。

…やろうか。

…？？分後…

っ、おっしゃあああ！

終わったあ！

手首死ぬ！プルプルしてる！

あっはっははは、笑いが止まんねえ。←

…リビング行こう。

in リビング

「あ！お疲れー！

え、でも早いねー！あれ１５分で終わるの！」

「早いだろー…。ってか手首死ぬ…」

「あはは！私でも三時間はかかったよー？」

「…努力の賜物だ」

「そうだねー！」

「どんな内容だったんだ？」

「『日本の政治と経済について』っていう題名でレポート書くやつ。

しかも英語だぞ？」

「…お疲れ…」

誰か！誰か私を褒めて！←

…キャラ崩壊だね、ごめん。

「あ！そうだ！

３０分後に出掛けるから、用意しておいて！

んーと…９時半までにリビング集合！

御園君達にも伝えておいて！」

「分かった！」

「じゃ、また後でー！」

解散。

自分の部屋に戻り、荷物を用意する。

…準備完了。持ち物は、

・ゲーム機

・スマホ

・財布(二万三千円)

・本

・筆記用具&ノート

だ。

これらをリュックに入れて…っと。

茶色いコートを着て、白いヘッドフォンをつける。

リュックを持ち、リビングへ行った。

リビングには、音葉と真昼&クロがいた。

「あ！Aー！

何持ってくの？」

「いつも通りのもの」

「もー！それが何って！」

「ゲーム機とか本とか」

「そっかー！」

「音楽聴いてるから…」

「黙ってろと！オッケー！」

そこまで言ってないんだけどな？

…まあいいか。

『愛き夜道』を聞こう。

大好きな曲で、よく口ずさむ。

何分たっただろうか。

まあ、少なくともこの曲が終わらない程度の時間ということは分かった。

途中で音葉に呼ばれ、耳にかけていたヘッドフォンを首にかけた。

「さあさあ！Let's go！」

「発音良くてむかつくな」

「酷いっ！

…まあ、まずは！本屋さん！行こっか！」

「…街中の？」

「Yes！」

…もう何も言わない。

滅茶滅茶むかつくけど言わない。

適当に駄弁りながら歩いていると、何時の間にか本屋に着いていた。