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ゆっくりと魔力を開放していく。
俺の髪をふわりと浮き上がらせ、放出された魔力が、手の中のクリスタルに吸収されていく。
同時に体の力がゆっくり抜けていく感じ…。
っ、思ったよりクリスタルの吸魔の力が強い…！
開放した俺の魔力が一気に吸収されていく。
そのままの勢いで俺の魔力を根こそぎ持っていこうとするのを、逆に必死で抑えて…。
抑えなくても…いいか…。
もう少し…。あとちょっと…。
少しでもマサキの力になれば…。
「っニノ！おしまい！！」
限界寸前、マサキに手の中のクリスタルを奪い取られて、一気に緊張がほどけた。
「…っはぁ…」
力が抜けて、隣に座っていたマサキの膝上に倒れこむ。
息を弾ませる俺の頭をくしゃりと撫でて、マサキが泣きそうな顔をした。
「無茶し過ぎ…もう…馬鹿」
「大丈夫だから、それ貸して」
「もう充電はダメ！」
俺から遠ざける様にクリスタルを抱きしめるマサキ。
子どもかって…。
「充電てあんたねぇ…。もうしません、シヴァと話すだけ」
「…………絶対だよ？」
しぶしぶ渡してくれたクリスタルを受け取ると、再びシヴァが姿を現した。
『大丈夫ですか？』
「まぁ……何とか。全部貯まるまでまだかかりそうですね…」
『虹輝石の魔力蓄積限度は、他の鉱物よりも桁違いに高い。決してあなたの魔力が少ないわけではないです』
「……慰めになってませんよ。でも、ありがとうございます」
仕方ない、残りはショウさんに充電してもらいますか。
あ…、おばかさんが移っちゃいましたよ、もう。
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涼歌(プロフ) - ゆず葉さん» ゆず葉さん^^ﾚｽ遅くてすみません;お付き合い頂き感謝です…！ｺﾀはｻﾑﾊｲですが、ﾊﾙﾏはｲﾒｰｼﾞ藤丸君なので伝わって嬉しいです…っ！そしてﾗｲﾀﾞｰ仲間さんめっけ！(笑)でんおとだぶるは私の大好物です^^長々続きますがのんびりお付き合い下さいね♪ (2013年8月4日 2時) (
レス) id: 9b61db4220 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず葉(プロフ) - 涼歌さん♪楽しくてどんどん読んじゃってここまで来ました(*^^*)実はRPGはド素人ですがﾗｲﾀﾞｰ系は大好物♪『答えは聞いてない』に激しく悶絶(笑)そしてまさかのﾌｧﾙｺﾝ藤丸(勝手な妄想ですが)の登場にｷﾞｬﾌﾝとなりました(笑)ああ…やっぱりｺﾒ欄狭し(笑) (2013年8月1日 19時) (携帯から) (レス) id: bd073e2ba7 (このIDを非表示/違反報告)
涼歌(プロフ) - 青蜜柑さん» 青蜜柑さま、初コメありがとうございます！大満足なんて私も嬉しいです〜！ずっとサトシさん抜きなパーティーなので、はやく合流させたいです^^;響きあうRPG、まだ未プレイなんです〜^^;テイルズはE、I、Hがクリア済ですが、好きなキャラはなぜかVのユーリです(笑) (2013年5月29日 1時) (レス) id: c9edb23143 (このIDを非表示/違反報告)
青蜜柑(プロフ) - 涼歌さま、初めまして。最近こちらの小説を見つけて一気読みさせていただいた者です。こんな王道RPG風なお話がずっと読みたかったので大満足！ 早くサトシくんと再会できますように！ ちなみに自分は「シルフ」と聞くと、某響きあうRPGの３姉妹が思い浮かびます（笑 (2013年5月28日 20時) (レス) id: 48c8c67a4d (このIDを非表示/違反報告)
涼歌(プロフ) - さた郎さん» さた郎さーん^^FF、スーパーファミコンの時代からのお付き合いです(笑)さた郎さん、読みが鋭いので伏線とかバレてるんじゃないかな…？なんてこちらもドキドキしちゃいます^^自分で伏線に絡まっちゃわないようにがんばります♪ (2013年5月25日 1時) (レス) id: c9edb23143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼歌
作成日時：2013年3月27日 0時
