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「行くぜ！俺の必殺技！part…part…えーと」
「何でもいいわ！じゃあ5！」
「うっせぇチビ！俺の必殺技！part5！」
イラつくニノに怒鳴り返しながら、モモが放った刃は柱にぶつかって赤い雷をまき散らす。
反対側からはコタが隣の柱を足場にして飛び上がり、一気に横薙ぎに切り抜いた。
それでもふたつの刃はやっぱり硬い柱に弾き飛ばされてしまう。
「くっ、何という硬さ…！」
「俺の必殺技でもダメか……。…しゃーねぇ、あまりやりたくねぇが…」
ぼそっと呟いたと思ったら、モモが急にタケルに戻った。
「え、モモ？何する気？」
きょとんとするタケルの手に四つの光がまとわりつき、現れたのが…。
変な仮面みたいな顔が四つついた、ばかでっかい剣。
「おぉおっとっとと…」
急に出てきた剣を支え切れなくてよろめくタケルを、隣のコタが咄嗟に抱えるように受け止めた。
「……何だこれ」
不審げに呟いたコタに答えないまま、視線を宙に向けるタケル。
「…何？デンカメンソード？なにそれ…わ、一気に喋らないで！わかんないよ！」
「タケル？何やってんのあれ？」
「あぁ…あの辺りにモモ達がいるんですよ」
「え、ニノ視えるの！？」
「まぁぼんやりと…魔力のおかげかな、アメリア村じゃあまり視えなかったから」
そっか、魔力かぁ…。
あの時ニノ魔力切れだったもんね。
それなら俺に視えないのも説明つくか。
何とかモモ達から話を聞き出してくれたタケルがかいつまんで説明してくれる。
「えーとですね、モモ達が俺に憑依するのは一体ずつしか無理だから、何とか全員分の力を一気に出せないか…、って考えてくれてたみたいなんです。…え？何？必殺技？嫌だよその名前…あーもーわかったわかった！」
最後若干投げやり気味に会話を終わらせたタケルが一歩前に進み出た。
「下がってて下さい」
ひとつ、大きく深呼吸をして、でかい剣を振りかぶり…。
「電車斬り！」
「「「えええええ！！」」」
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涼歌(プロフ) - さた郎さん» さた郎さーん^^即コメいただきましてありがとうございます…！お花屋さん、周りの方が素敵過ぎてどうしようだったのですが、そう言っていただけると嬉しいです♪こちらもゆっくりと更新再開していきたいと思います^^ (2013年3月26日 22時) (
レス) id: c9edb23143 (このIDを非表示/違反報告)
涼歌(プロフ) - なーにさん» なーにさーん^^わーい、相思相愛(笑)あのような紹介の仕方で良かったですかね？たくさんの素敵な本が集まる本屋さん(図書館？)…、私も楽しみです^^ (2013年3月26日 22時) (レス) id: c9edb23143 (このIDを非表示/違反報告)
なーに(プロフ) - すずちゃーん☆呟きの方にも宣伝してくれてありがとうございます(*´∀｀)私もすずちゃん大好きよ♪(´ε｀ )真夜中って、もう朝方ですが、私も変なテンションでごめんなさい(;^_^A (2013年3月26日 5時) (レス) id: b5a7d9a9ac (このIDを非表示/違反報告)
涼歌(プロフ) - ☆葵☆さん» ☆葵☆さーん^^教えていただいてありがとうございます^^読むのが遅いですが、伺いますね^^ (2013年3月18日 0時) (レス) id: c9edb23143 (このIDを非表示/違反報告)
涼歌(プロフ) - さた郎さん» さた郎さーん^^返信遅れてすみません;タケル達も合わせて５人！言われて初めて気づきました^^なんという偶然！最近ゆっくり更新ですが、またのんびりお待ちいただければ嬉しいです♪ (2013年3月18日 0時) (レス) id: c9edb23143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼歌 | 作成日時：2013年2月12日 17時
