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パーカーを脱ぐと途端に寒さで身震いがした。
2人で毛布の中に入ってから、「なるべく見ないようにします」と耳打ちをされる。
一応人のものだから気を使われているんだろう。
それでも勢いは止まらなかった。
まず最初にキスをする。
腰を撫でられて口元が緩むと、そこから舌がねじ込まれて唇が濡れた。
髪の毛がおでこに当たってくすぐったい。
乾きかけの柔らかい髪の毛。
「初めてですか」
息が上がってしまう。
苦しくて、ドキドキして、身体が熱くなる。
『全部、初めて』
顔はずっと私を見つめたまま、手だけがどんどん移動していく。
一通りの流れを終えて少しの沈黙を置いてから、一番熱い部分に彼の手が触れた。
『あっ、』
怖いな、と思った。
雄登は今頃何しているんだろう、とも思った。
何が原因にせよ、恐怖を感じた時に一番最初に思い浮かべる人は悔しいけれどやっぱり彼で、それは相当彼のことが好きなんだろうと思った。
私は今何しているんだろう。
これは流された？
いや、自分の意思だった。
3秒間彼を待ってしまった。
自分の軽率さを憎んでいるけれど同時に雄登のことも考えているからか、全身に甘い痺れが走ってぴくんと身体が跳ねた。
「怖い？」
『…ううん、怖くない』
「大丈夫だから、安心して」
彼は私の身体を少し起こして抱きしめてくれた。
どうしてわかるのだろうか。
「結構ぐちゃぐちゃだし、もういいかな」
布越しでも彼の指は粘液を掬えて、内腿に当たるモノは熱くて硬くなっている。
一気に恥ずかしくなった。
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Atena(プロフ) - 主人公の心の揺れが最後まで見られて面白かったです！ (2020年4月25日 0時) (
レス) id: dbbbb4e0c8 (このIDを非表示/違反報告)
清良(プロフ) - お疲れさまでした！最後まで那須くんかっこよかったです！ (2018年12月14日 1時) (レス) id: 7cb81e8898 (このIDを非表示/違反報告)
えるにめ - 凄く面白いです。さっくんと那須くんメインなとこも凄く嬉しいです！ (2018年11月19日 17時) (レス) id: fa89af2adc (このIDを非表示/違反報告)
ねり - すごくおもしろいです！！ (2018年11月17日 15時) (レス) id: b337ad9043 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プチラメ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/Petit_lame
作成日時：2018年10月25日 19時
