今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:3,548 hit
小|中|大
破滅 ページ31
記憶を失った四季の演劇団
四人は記憶を取り戻した今でも四季の演劇団として活動している
公演を進めていく中で、団長はどこにいるのかと聞かれることがある
その時、全員が口を揃えて言うのは
団長は出かけている、自分たちは彼が帰ってくる居場所を作っている
であった
四人にとって四季の演劇団は新たな居場所となっていたのだ
それは団長も同じであった
最初は自分のエゴのための集団であった
しかし、それは時が経つにつれて心地よい場所となっていたのだ
実際、彼を止めたのもその四人の言葉と能力であった
彼がもう一度、四人と共に青空の下を歩けるかは不明である
それでも四季の演劇団として歩んでいた思い出は色褪せないであろう…
Fin
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
11人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2023年3月31日 22時