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秋の国 ページ8

場面は変わってヒナタは縛られて舞台上に連れてこられた
 


ヒナタ「何するの、離して‼︎」



カラカサ「泣いて喜べ、お前は神様への供物となるのだ」



ヒナタ「神様の…?」



アルト「なんと名誉ある存在…あなたの存在は永遠に語り継がれるの‼︎」



カラカサは喜び、アルトは泣く



しかし、ヒナタは抵抗していた



ヒナタ「ふざけないで、そんなの勝手に決めないでよ‼︎」



だが、二人の力には勝てずヒナタはその場に置いて行かれてしまった



暗闇が舞台を支配する



ヒナタ「嘘つき、神様なんていないじゃん」



ルイ「います」



ルイとヒナタに照明が当たる



ヒナタ「あなたは?」



ルイ「神様、と言われている者です。



あなたが今回の」



ルイがそこまで言うとヒナタは暴れた



ヒナタ「私は供物なんかじゃない‼︎



早く」



早くこの縄を解いて逃して



そのセリフがヒナタの口から出ることはなかった



近くで鳥が鳴き、羽ばたいたのだ

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2023年2月22日 23時

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