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秋の国 ページ7

照明が落ち、ピンスポットがヒナタに当たる

 

翡翠の髪が揺れた時、群青の瞳が開かれた



ヒナタ「神様って、なんだろう。



私たちにとって神様って、どんな存在なのだろう」



そして横からカラカサとアルトが出てきて祈りのポーズを捧げる



しかし、ヒナタは何もしない



アルト「何をしているの、早く神様に祈りなさい」



カラカサ「あぁ、神よ。



我らに日常の糧を」



ヒナタ「そんな姿も知らない神様なんかに私、祈りたくない。



そんなことしている暇があったら」



アルト「なんてこと言うの⁉︎



今すぐ神様に謝りなさい‼︎」



カラカサ「神よ、今の無礼なる言葉にお許しを‼︎」



ヒナタ「この村はおかしい、変な神様に縋ってる。



そんなことしても…意味ないのに」



ヒナタは寂しそうに言った



後ろではルイが静かに三人を見つめている

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2023年2月22日 23時

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