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冬の国 ページ39

ヒナタがそう言うと辺りに白い羽が舞い始めた

 

ユートはびっくりして動けなくなり、ユーヤはユートの身に危険がないように視界が悪い中手を引っ張る



ユーヤ「ユ…ト」



しかし、手を引っ張った相手はユート



白い羽の中から出てきた人物もユートであった



ユーヤ「…どっちが、ユートなんだ?」



すると手を引っ張られたユートはクスリと笑う



ヒナタ「これがボ…私の能力、【血契】です。



条件は親しい人とか…自分自身でもよくわかってないんですよ」



ヒナタはユーヤから離れて元の姿に戻る



ヒナタ「ユート様、愛って色んな人からいただくんです。



私も昔、神様に愛されようとしてた時があるんです。



でも、愛されなかった。



今はそれでいいなって思ってます。



だって…そうじゃなきゃこうやって自由に過ごせてませんから」



ヒナタの笑顔にユートは釘付けとなっていた



ユート「…ユーヤ」


 
ユーヤ「どうしたの?」



ユート「帰ろ、フーマが待っている城に」



その言葉にユーヤは微笑んだ



ユーヤ「…はい!!」

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2023年2月22日 23時

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