瑠莉&兄者の部屋 ページ8
瑠莉「あちゃ………深いなぁ………血が止まらないわけだ………いつやられたんだろ………あっ………視界が揺らいできた………出血死とか…………ダサっ………」
兄「瑠莉!」
瑠莉「兄者?…………傷は?」
兄「弟者に、手貸してもらったんだよ………お前なぁ…………ほら見せてみろ………」
瑠莉「イッ………」
兄「……少しは止まってきたな………瑠莉お前……年下の、弟者と桜、そして俺やおついちさんに何でそんなに強がるんだよ………死んじまったら意味ねぇだろ?」
瑠莉「………心配かけたくなくて………」
兄「たくっ…………なら俺には俺だけには瑠莉の弱いとこ見せてくれよ………」
瑠莉「えっ?」
兄「あいつらには見せてない、瑠莉の弱いとこ…………俺だけに見せてくれ………」
チュ
瑠莉「兄者!?」
兄「俺、瑠莉の事が好きなんだ………だから守りたい、死んでほしくないって思ってる………今日は俺の不注意でこんな事になっちまったけどこれからはお前を守るから………」
瑠莉「兄者………私も………」
兄「……ありがとう………だから俺にはちゃんと言えよ?」
瑠莉「うん」
兄「よし、下に行くか……なんかおついちさん作ってるみたいだし………」
瑠莉「大丈夫?」
兄「大丈夫だ……」
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