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story ※ ページ11

「 文 化 祭 !」


我らが担任 熱血教師の名で知られている「浅田琉」先生は、どでかい文字を書き殴り、どでかい声で聴きたくない三文字を発した。


「 そこで、実行委員を決めたいと思う。

やってくれる人 〜 ! 」



…… 。

率先してやる人なんている訳もない。

きっと先生も分かってるはず。


そう思っていた矢先だった。



「 はい、俺俺 」



手を挙げて席から立つ永瀬廉。

女子がざわめく。



「 おお ! 永瀬 、 珍しいな 」


そう言って、 先生 は 黒板にどでかく永瀬廉と書いた。



「 あ 、 俺 推薦 して いっすか ? 」



「 勿論だ ! 」




「 西野さ 〜 ん ♡ 」




「 へ ッ !? 」



無理です 、 無理です と 目で訴えかける。
でも永瀬は、やれ、と言うように睨んでくる。



「 西野 、 やってくれるか ? 」




「 え 、 あの … 」




口に出して断ろう 、 そうした瞬間。



「 無理です つ ッ たら ぶ ッ 殺す から 」



耳元で囁かれる。




「 や ッ やります !やらせてください ! 」



思わず飛び上がって 、 一言 、 二言 。




「 はい皆拍手 〜 」



こんなにも拍手が嫌なことなんてなかった。

男子は口笛を吹いてはやし立て、女子は憎しみと恨みの目。

少ない手を合わせる音。




「 じゃあ 早速だが やりたい事 まとめといてくれ 」



そういって、先生は椅子に腰掛けた。

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設定タグ:西野七瀬 , 永瀬廉 , 乃木坂46   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:みなみ | 作成日時:2016年10月29日 19時

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