誓い<僕はみんなを助けます>～Second～ (ページ10)

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伊野尾side

あれから数日後、髙木が学校に来た

それと同時に高杉先輩も来ていた

慧「薮、生徒会の中で高杉先輩ってどんな感じ？」

宏「どうしたんだよ、急に(笑)」

慧「いや、ちょっとね。」

宏「まぁ…真面目で頼り甲斐はあるよ。ただ、1度決めたらもう変更とか認めないんだよね。」

慧「ふぅーん。」

宏「生徒会以外では関わりたいとは思えないよ(笑)」

慧「そうなんだ～。ありがとね！」

宏「おう。」

高杉先輩は他とは違う

それがどうとか問題ではないけど

やっぱり怪しく感じてしまう

涼「伊野ちゃん…！」

慧「山田？」

涼「さっき階段の陰で、高杉先輩と雄也が話してた。」

慧「え！？」

涼「顔は見えなかったけど、確かに何か喋ってたよ。」

慧「ナイス山田！知念と裕翔にも伝えておいて？」

涼「うん！」

やはりあの2人は繋がっていた

ましてや高杉先輩が後輩と話すなんて今までなかった

2人は何を企んでいるんだろう…？