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伊野尾side


慧「はぁ…。」

宏「どーした?そんな暗い顔して。」

慧「ちょっとねぇ〜…。」

宏「あ、おい。山田来てるよ。」

慧「え?」


昨日の出来事が頭から離れなくて

1人で勝手に落ち込んでいた時

廊下から山田が俺を呼んでいた


慧「山田?どうした?」

涼「今日、雄也が学校休んだ。」

慧「…そう。」

涼「伊野ちゃん、大丈夫?」


昨日は家に帰って早速みんなにメールを送った

山田に至っては心配してくれて電話をかけてくれた

惨めだけど、泣いてしまった


慧「大丈夫だよ…。それより、高杉先輩の方は?」

涼「知念とゆーてぃが交代で見張る予定。伊野ちゃんは無理しないでって。」

慧「…なんかごめんね?」

涼「気にしないで。何かあったら言ってね。俺、なんでも協力するから!」

慧「ありがと。」


そう言えば、この前のやつ

光、猫見たこと誰かに言ってないのかな?

学校の中に動物がまた出たのに騒ぎになってない

まぁ、その方が嬉しいからいいけど(笑)

◇→←◇



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作者名:双葉 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/isut/ano/  
作成日時:2018年3月24日 17時

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