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● ページ31
伊野尾side
ケイ「はぁっ、はぁっ…。」
ヤマト「もう少しだ!頑張れ!」
それから程なくして大きな洞穴に着いた
ヤマト「奥の岩陰に隠れろ。」
カイリ「みんな、大丈夫?」
ユウリ「僕たちは…でも…。」
ヤマトさんはユウヤを降ろした
ユウヤの足は痛々しく赤く染まっていた
カイリ「鎖の付いたやつじゃなくてよかったね。」
ヤマト「あぁ、不幸中の幸いってやつだな。鎖付きじゃ置いてくる羽目になる。」
ユウリ「ヤマトさん…ユウヤ…大丈夫なんだよね…?」
ヤマト「…あぁ、大丈夫だ。」
ヤマトさんは足の具合を見てそう言った
その時、洞穴の入り口から物音がした
?「…ヤマト?カイリ?」
カイリ「ナオヤ!マコト!」
現れたのは鹿のナオヤさんとマコトさんだった
ナオヤ「よかった、見つかって。」
ヤマト「どうした?」
マコト「人間が森に入ってきた。みんな逃げてるけど…。」
マコトさんが言いかけた時
鋭い銃声が森に響き渡った
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作者名:双葉 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/isut/ano/
作成日時:2018年3月24日 17時