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伊野尾side
ユウト「みんな！ボール見つけたよ！」
人間が忘れていったであろうボールを持ってきたユウト
ヨレヨレだけどまだ遊べそうだ
ユウリ「広場に行こうよ。そこなら遊べるし！」
ケイ「行こっか！」
ユウヤ「えぇ〜…でも、天気悪くなりそうだよ？」
ケイ「雷が怖いからって遊ばないなんて言わせないぞ〜(笑)」
ユウヤ「こ、怖くねぇし！」
ユウト「またまた〜(笑)」
ユウヤのことをいじりながら広場へ向かった
それでもなお、天気は悪いまま
ケイ「えいっ！」
俺が蹴ったボールは3人の頭上を越えて草むらへ
ユウト「あーぁ、また行っちゃった。」
ユウリ「本当、ケイってThe猫だよね！」
ケイ「自由気まま、それが猫！」
ユウヤ「いや、褒めてるわけじゃないから。」
ユウヤに突っ込まれたけどそれは無視して←
ケイ「ほら〜ユウヤ取ってきてよ〜。」
ユウヤ「もう…。」
この中だとボールを咥えることが出来るのはユウヤだけ
いつも俺が飛ばしたボールはユウヤが取りに行ってた
なかなか見つからないのか
いつもよりユウヤが戻ってくるのが遅かった
大丈夫かな？と言おうとした時
ユウヤ「うわぁぁぁっっ！！」
聞こえたのは、けたたましいユウヤの叫び声だった
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作者名：双葉 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/isut/ano/
作成日時：2018年3月24日 17時
