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伊野尾side
俺たちはいつも一緒だった
遊ぶ時も、食事の時も、寝る時も…
毎日遊びまわって楽しく過ごしてた
でもあの日…全てが変わったんだ
ケイ「ふぁ〜…。ヴッ!」
気持ちよく寝てた時に腹パンチを喰らって
涙目になりながら起きた
当の本人はまだ寝ていた
ケイ「もぉ〜ユウヤ!」
ユウリ「ケイうるさいよぉ…。」
ケイ「だって、また蹴ったんだもん!」
ユウト「ふぁあ…もうしょうがないじゃん(笑)」
ケイ「ユウヤ〜!起きろ!」
ユウヤ「んぅ?…んーっ、みんなおはよぉ。」
こんなくだらない話だって楽しかった
だから1時間後に人生が変わるなんて知る由もなかった
ユウリ「お腹空いちゃった。ご飯食べよ?」
ケイ「行こっか。」
寝ていた洞穴から出ると
空は暗く、不気味な雰囲気に包まれていた
ユウト「うわぁ…この世の終わりみたい!」
ユウヤ「ちょっと!変なこと言うな!」
ケイ「ビビってやんの〜(笑)」
ユウヤ「ビビってねぇし!ほら、行くぞ!」
ユウリ「ユウヤ、今日もよろしくね♡」
ユウヤ「…はいよ。ほら、乗りな。」
いつものようにユウトが冗談でみんなを笑わせて
いつものようにユウリがユウヤの背に乗って
全て、いつも通り…のはずだった
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作者名:双葉 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/isut/ano/
作成日時:2018年3月24日 17時