誓い<僕はみんなを助けます>～Second～ (ページ25)

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山田side

雄「…本当、悪かった。」

雄也はかなり反省してるのか

俯きながらそう言った

慧「もういいよ。教えてくれてありがとう。」

雄「でもっ…俺のせいで…。」

裕「自分のせいでって、攻めるのもうやめたらどう？」

侑「雄也のせいじゃないから！」

雄「ヤマトさんたちが死んだのも俺のせいなんだよ！？3人とも、俺の前じゃ平気なふりしてたけど、陰で泣いてたの知ってるんだからな！！」

雄也は声を上げて怒鳴った

ヤマトさん…？って、誰？

でも他の3人がその名前を聞いて

顔が暗くなったのは見逃さなかった

雄「シュウくん達も…生きてるのか分からない。それでも俺のせいじゃないって、言い切れる？」

訪れた沈黙

聞こえるのはいつの間にか降り始めた雨の音だけ

涼「ねぇ、まだ聞かないつもりでいたけど…。教えてほしい。みんなに、何があったのか。」

知念、ゆーてぃが驚き顔を上げ俺を見た

でも伊野ちゃんは雄也を見て

その雄也はまだ俯いたままだった

慧「…髙木。」

雄「…いいよ。」

慧「2人も、いい？」

裕「うん。」

侑「協力してもらってるのに、涼介にこれ以上隠すのは悪いしね。」

慧「じゃあ…話すね。俺たちに何があったか。」