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知念side


大「知念!今日暇?」

侑「あーごめん!ちょっと今日は…。」

大「そっか!ならいいんだよ!またな!!」

侑「うん!」


放課後に大貴に声をかけられた

あ、今日部活休みなんだ

でも今日は雄也のことをつけなきゃいけない

隣の3組の教室を覗くとまだ帰りのHRをやっていた

あの先生長すぎだよ(笑)


裕「知念!」

侑「どうしたの?」

裕「いや、後付けるんでしょ?」

侑「うん。心配しないで、ちゃーんと付けていくから。」

裕「分かった。でも無茶しないでね。」

侑「分かってるって(笑)あっ!」


扉が開き運動部が一斉に廊下にあふれた

目を凝らして教室の中を見ると

雄也は荷物を用意していた


侑「よしっ…じゃあゆーてぃ、また後でね!」

裕「うん!頑張って!」


ゆーてぃと別れ雄也の後ろをついて行く

途中、振り向きそうな素振りを見せた

でも雄也はそのままトイレに向かった


侑「…遅い。」


雄也がトイレに入ってもう5分は経ってる

いくらなんでも遅すぎる

確かめるべく僕もトイレに入った


侑「あれっ…。」


個室にもどこにも

雄也の姿は見当たらなかった

もしかして、付けてることバレてた?

◇→←◇



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作者名:双葉 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/isut/ano/  
作成日時:2018年3月24日 17時

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