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山田side
放課後、作戦会議のため4人で帰ろうとした
慧「あれ？�睫據�」
なぜか4組ではなく1組の下駄箱から姿を見せた雄也
そのまま俺たちとは反対方向へと行ってしまった
裕「どうして1組から…？」
慧「まぁ、いいや。帰ろう。」
不思議に思いながらも靴を履いて外に出ようとした
でも今度は伊野ちゃんが下駄箱の前に立ち止まっていた
侑「伊野ちゃん？」
慧「俺の下駄箱に、なんか手紙が入ってんだけど…。」
伊野ちゃんが手にしてるのは真っ白な封筒
封筒の中にも真っ白な便箋があり
中央には達筆な文字が並んでいた
慧「“今夜、君たちをどん底へ。夜9時にB棟2階の空き教室で待ってる。来ない場合は、翌日に後悔するだろう”」
侑「なにこれ、脅迫？」
涼「…どうする？」
慧「ここじゃあれだから、家に行こう。」
家に着くなり伊野ちゃんはもう一度手紙を読み返した
涼「一体誰がこんなの…。」
侑「…まさか、雄也？」
裕「え、そんな訳…。」
慧「可能性はあるね。」
伊野ちゃんの発言に驚きを隠せなかった
涼「なんで、雄也が…。」
慧「山田が高杉先輩と�睫擇鮓�たって言ったよね？もしかしたら、その時にこれを渡すよう言われたんじゃない？」
裕「そっか。でも手渡しは出来ないから下駄箱に…。」
侑「下駄箱に入れるなら、同じ4組の涼介でよかったじゃん。なんでわざわざ伊野ちゃんの所に？」
慧「分かんないのはそこだけなんだよな〜。」
とりあえず雄也が手紙を入れたのはほぼ確定
あとは夜に学校に行くかどうかだけだ
涼「どうするの？学校、行く？」
慧「…行ってみよう。明日後悔するなら、今日のうちに問題を解決しちゃおう。」
侑「そうだね。」
夜になるまで伊野ちゃんの家いて
時間ちょうどに4人揃って学校へ向かった
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作者名：双葉 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/isut/ano/
作成日時：2018年3月24日 17時
