tu punto de vista ⅱ (ページ30)

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石井side ページ30

あいつら…あからさまにバチバチしすぎやって

ま、Aそんな気にしてないけど

「誠一さん何飲みます？」

待って
キッチンで俺のこと見てくるAめっちゃ可愛いない？

えぐいな

「せーいちさん？」

石『、あぁ、甘くないやつやったら何でもええよ』

「はーい。じゃあ皆同じやつにしちゃおう」

「はいっ、どうぞ」

Aがティーカップ、俺がスイーツを持ってダイニングテーブルに置く

新/錦『お、ありがとう』

「ふは、ハモった(笑)」

石『ふ、言い合って仲良うなったん？(笑)』

「え」

新『おま、言い合ってへんわ！！』

錦『そうですよ！！』

「？…ま、食べます？」

新『おん』

クッキーを一つ手にとって口にいれる

石『え、うまぁ！！』

「わ、うれし、めちゃくちゃ良いリアクション(笑)」

石『いやいやこれめっちゃ美味いで。A自分で食べてへんの？ほら』

すっ、とクッキーをもう一つ掴んでAの前に差し出す

さりげなくAの隣陣取ったのもこれしたかったからやし

「食べてないんですよ。」

と言いながら、俺の手からぱくっとクッキーを食べるA

あかん。可愛すぎる。

ちら、と横目で新山と錦戸さんを見ると、、

こいつやりやがった…！みたいな顔でこっちを見ている

へっ、二人でマウント合戦しとるからや

ただでさえ俺あんまAとの進展ないし

油断しとったら、俺のもんにしたるからな

「ん！美味しー！！……？二人も食べてくださいよ！」

…ほんまに呑気やな

こういうとこがええねんけど