tu punto de vista ⅱ (ページ29)

今日:132 hit、昨日:227 hit、合計:13,815 hit

錦戸side ページ29

新『へぇー！こんな感じなんやAの部屋』

石『良い家やね』

「へへ、どうも」

あー最悪や…

やっぱ追いかえせば良かった

せっかくのAと二人きりが…

マウントとってくしか俺にできることないもん…

錦『前の家とだいぶ家具も変わっとるよな』

「そうねー！引っ越しに伴って変えたね」

新『あ、スイーツ作りしとったん？』

「…は！！そうだ、そうです！ここらへんにして皆で食べる？」

Aの後ろを陣取ってたから、振り仰いで見つめてくる

くっ、、可愛すぎるやろ…！！！！

石『え！良いん食べて』

「良いよね？結構量あるし」

嫌に決まってるやん

Aの手作りなんて俺だけが食べたいわ

………ほんま俺意気地なしすぎやろ

錦『おん！俺と、二人で作ったもんな』

こんくらいしか言えんねん

はぁ……新山さんやったらこんなことならへんのやろな

石『うわ〜、美味そ』

「へへ、ですよね〜」

錦『…！』

うわ、あかんぼーっとしてた…！！

俺から離れてかんとってよ…

石井さんとキャッキャッしてるし

聞くか？この前のこと

正直聞きたくはない。聞きたくないけど、気になるんやもん

錦『…あの。この前、居酒屋で、あの後』

新『…あぁ、俺の家来ましたよ。飲み直そうと思ってたんすけど、Aソファーで寝ちゃって(笑)』

うわ〜〜〜〜聞かんとったら良かった

マウント取られ返してるやんけ

もう、、泣きそうなんやけど。
俺の前でそんな酔ってるとこみたことないし

錦『へぇ。そうですか。お酒弱いとこ、可愛いすよね』

これ強がってんのバレてるかなぁ

新『…やっぱ気心知れてると飲み過ぎちゃうんでしょうね。僕と会ったん4ヶ月前とかなんですけど、だいぶ仲良うなれて』

……………

勝てる気せんのやけど…

俺のが年上やのに