tu punto de vista ⅱ (ページ27)

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ピーンポーン

「あ、きた」

玄関の方に向かおうとすると、ぱし、と腕を掴まれる

「亮ちゃん？」

錦『…行かんとって』

え、なんだこのきゅるきゅるの顔は

上から見つめられてるのに上目遣いされてる気になる

「、い、かないと、」

錦『分かった。』

ぶすっとした顔で、手を離されたと思ったら

ぎゅ、と後ろからバックハグされる

「へ」

錦『こんまま行こうや』

「え！？いや、なん、なんで、恥ずかしいっ、」

錦『俺は恥ずかしくない』

ほら、とぐいぐいくっついたまま押されて玄関まで来てしまった

ほんとにこれで出るのか…？

仕方ないっなるようになれっ

　カチャ…

新『おっっっそ、なにやって、、、』

石『…………』

二人とも口開けて停止してしまった

というかめちゃくちゃ亮ちゃんのことみてる

「えーーと、亮ちゃんのことは、一旦気にしないでもらって」

「なんの用だったんですか？」

新『、こんにちはぁ。この前ぶりですね？錦戸さん』

石 (お、こいつケンカ売る気やな)

錦『…あ、どうもぉ。そうですね。』

ん？ピリっとしてる気がする

石『あー、なぁ、家上がっていい？』

「えーっと、」

チラ、と亮ちゃんを仰ぎ見る

錦『いいですよ。』

「え」

さっきまでなんか渋ってる感じじゃなかった？

his side

追い返したろうと思ってたけど、やめた

ケンカ売られたし

ここでもまた引き下がったら、Aを一人占めすることなんて一生できん

正々堂々勝ったる

another his side

やっぱりコイツもライバルやんけ

この前なんかすっ、と引いたなーと思うてたけど

てかあっぶな、二人で家で会うてなんやねん

and more side

あからさまにバチバチしすぎやろこの二人

Aハラハラしとるなー

ここはこの二人のバトルを尻目に俺がAを掻っ攫えるな

石『じゃ、お邪魔しまぁす』

　三つ巴？バトルスタート