tu punto de vista ⅱ (ページ22)

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山下智久side ページ22

俺とAが出会ったのは4年前

俺が34でAが21のときだった

優経由で知り合ったんだよね

まぁ話にはよく聞いてたし、テレビでもよく見るし、優がめちゃくちゃ気に入ってるからどんな子だろ、て気になってた

数十人でパーティー開いたときがあって、丁度同じタイミングで外の空気吸って、「あっ」て感じになったのを覚えてる

　

「いや〜、あのときはバチバチに人見知りしちゃってたね…」

山『なんかすごい緊張してなかった？こんなに目合わないことあるんだって思ったもん(笑)』

バルコニーみたいなとこで、2人ともドリンク片手に出てきてさ

俺から声掛けたっけね

山『Aちゃんも休憩？』

「っはい、外の空気吸いたいなって思って、」

山『あはは、俺も一緒。…ね、話すの初めてだよね？優から話は聞いてるよ』

「えぇっ、優くん一体どんな話を…(笑)」

山『色々(笑)』

　

当たり障りない話をしてたけど、あまりにもこっちを見ないからちょっといじわるしたくなって

山『ねぇ』

少し身をかがめて、Aの顔を覗き込んでみた

そしたらやっとぱっ、て目が合ったんだけど、その時のAの瞳があまりにも綺麗で驚いたよ

「っわ、え、ぁ、や、山下さん…！？」

山『Aちゃんってすごく目綺麗だね』

って言ったら、暗くても分かるくらい頬が赤く染まってた

「っ、そん…なこと急に言われたら、好きになっちゃうんでやめてください…」

なんて言ってくるから、その言葉そのままお返ししようかと思ったよ

「あんなこと、初対面の人に言ったらダメだって…」

山『Aにしか言ってないよ』

「、、わー、、もうほらそういうとこ…」