want you back 2

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岩田side









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綺麗な歌声からにじみ出る切なさが胸にしみわたる。


そしてそのまま次の曲が流れる。


この曲は知らないや。


ただ、泣きそうになるくらい悲しい曲だった。







・





『

もう忘れましょう


お互いを知らなかった頃に戻って


もしすれ違っても気づかずに


あなたの隣にいるのは私じゃない




抱きしめられたこと


ふたりきりの汗ばむ香り


運命だと決めつけてた


嘘偽りなくあなただけが欲しかった



あなたの幸せを


あなたの輝く夢を


誰より願うから サヨナラ
そばにいられない



そう私だけが想ってた


二人でいる時こそ寂しかった


でも平気だった 惚れた弱みでも


あなたが同じくらい愛返さなくても



一度でも私を

大事に思った瞬間があったら


気づけなかった私がいけなかっただけで


諦めたの その手を離したの




あなたじゃない誰かと
恋に落ちて

愛されて
抱きしめられたなら


あなた想って私泣くのかな



あなたの幸せを


あなたの輝く夢を


誰より願うから サヨナラ
そばにいられない



愛されるより愛することが


私の生きるよろこびだった


だけど思い焦がれたあなたに


飽きるほど愛されてみたかった




あなたの幸せを


あなたの輝く夢を


誰より願うから サヨナラ
そばにいられない




あなたを忘れるの


あなたじゃない人を愛すの


誰より愛してた サヨナラ
ずっと愛しい人
』







臣さんは一体どれだけAのことを苦しませたのだろう。





でも、こんなにもAのことを苦しめるのに、幸せにしてあげられる人はあとにも先にも臣さんだけだよ。






「これ、なんて曲？」




『加藤ミリヤの









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want you back』






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