恋は哲学【名探偵コナン】

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「お待たせしました。自信作のサンドウィッチです」

「ありがとうございます」




本日は安室さんの仕事場である喫茶店のポアロに入店した

中々いい雰囲気のお店である

すごく落ち着く




「安室さんって料理も作れちゃうんですね。しかもすごく美味しい」

「Aさんは普段は自炊ですか？」

「いや、電子レンジ爆発させた日から自炊はしてないです。マネージャーかアシスタントか、コンビニのお世話になってますかね。本当にだらしなくて恥ずかしいんですけど」

「それでも堂々としているのはとても凛々しいですよ」






顔良し

性格良し

ジェントルマン

料理できる



三拍子のみならず、完璧スペック四拍子揃った王子様な彼を狙う女子なんてこの世にはゴロゴロいるのだろう

つくづく思うけど、こんなもやし女に付き合わさせて本当に申し訳ないな





「安室さんの知り合いの方ですか？」





そんな時、彼の後ろからひょっこり顔を出した女の人

まぁ可愛らしいお嬢さん





「はい、色々あって仲良くさせてもらってます。あの有名な漫画作家の朝宮Aさんご本人ですよ」

「えええええ！朝宮Aさん！？私昔から大ファンです！！！」

「それは嬉しいです。ありがとうございます」

「Aさん、こちらは榎本梓さんです。ここのウェイトレスさんですよ」





榎本梓さん……

名前から何から何まで女性らしい人である

笑顔がとても似合う素敵な人だと心から思った



いくら望まなかった漫画家人生を歩んできたからと言ってファンを切り捨てるなど考えられない

勿論大切に思ってるいるし、その存在に感謝している

だから今回の彼女との出会いもとても嬉しく思った

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