フェイクヒールブルー4 ページ32
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俺も時間になって上がって、すぐに電話した。
「もしもし。」
『あー俺。』
「おつかれさま。今日ありがとね。」
『あれは合法だから。笑
楽しかった?』
「楽しかったよー。久しぶりだったからね。」
『いーえ。
それより、悪い女ではないってさ。褒め言葉らしい。笑』
「なにそれ。褒められてる気がしないよ。笑」
誰って聞かれないから、伝わったんだな。
というより、気付いてたんだな。
Aにとって感じは、良くないよね。
『目合わないから悪い女ではないって言ってたけど、
よく分かんないわあ。難しいね、ハハッ。』
「うーん…そっか。私もよく分かんない。笑」
これはこれで結果良かったのかな。
あの子の真意は分かんないけど。
あと、
『一応言っておくけど、普段“まほちゃん”なんて
呼んでないからね?』
「ふーん、そうなんだ。
大丈夫だよ、気にしなくても。」
全部分かってるのかな。大丈夫か。
『また来てね。A来ると楽しいから。
あ、でもなあ…いい、また来て。』
高木が今日も可愛いって言ってたことは伝えてあげない。
俺の彼女は
可愛くて悪い女ではない、らしい。
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作者名:しんくれろ | 作成日時:2018年8月22日 19時