ジェラシーブルー４ ページ15
.
光「で、何があったの？」
授業後、２人で大学近くのカフェに来た。
「この前、慧くんちにリボン付きのプレゼントと、
メッセージカード見つけちゃって。」
光「それで？
それだけでお前怒ったりしないだろ？」
そうだ、それだけだったら
私だって不安になったりしなかったと思う。
「メッセージカードに“この間はごめんなさい。
またごはん行こうね。”って書いてあったの。
なんか、勘っていうか、変だなあって思って、
慧くんに聞いたら逆ギレされた。」
光「はは、伊野ちゃんも横暴だな。
ふーん、何もないと思うけどねー。」
笑い事じゃないし！
私にとっては一大事なの！
今まで喧嘩なんてほとんどして来なかったし。
光「とりあえず、もう一回話聞いてくれば？
ちゃんと話してないんだから。
それでダメだったら、俺んち来なよ。
話聞いてやるから。
まあないと思うけど。」
「ありがとう。あとで連絡してみる。
もう、本当に光好き、
持つべきものは良き理解者だね。」
光「はいはい、笑」
感謝の気持ちを込めてあとでなんか奢ろう。
＿＿＿＿＿＿＿__＿＿＿＿＿＿＿
光 Side
今日はなんかおかしい。
この２人なんかあったな。
伊野ちゃんは特に機嫌が悪い。
Aは、気づいてないけど、ため息多いし、
元気ないときの癖、髪の毛をよくいじる。
トントンッ
A「(気を遣わせてごめん。)」
ノートの端に書かれたメッセージ。
光「(大丈夫だけど、なんかあった？)」
A「(あとで話聞いてくれる？)」
あーこれ結構参ってるんだな。
光「(おけ)」
カフェで一通り話を聞いたけど、
伊野ちゃんの態度ちょっと気になるな。
話し合えとは言ったけど、
俺からもLINE入れとくか。
光おたくのAさん、元気ないですけど大丈夫ですかー?
慧あー聞いた?
光ざっくりとは聞いた。
慧別にやましいことはないんだよ。
光ならそれ話してやって。あんま調子乗ってると奪うぞ。笑
慧いや、冗談に聞こえねーよ。笑
光気をつけろってことだよ。
とりあえず、やましいことないんなら
解決するか。良かった。
Aの好きと俺の好きは違うんだよな。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 183人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しんくれろ | 作成日時：2018年8月22日 19時
