【鬼滅の刃】モブですが何か？？？3

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『嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ』
「そう言われましても…」
『だって柱が70人もいるんですよね！？』
「落ち着いてください。柱の数が10倍になってます」


那田蜘蛛山での仔細報告すら村木に押し付けて全力で逃げていた私にあんな地獄へ飛び込めと！？
ああ、神様はきっと私が嫌いなんだろう
私が完璧すぎる(笑)故に神の嫉妬まで引き起こし……スミマセン調子乗りました


『輝利哉様お願いです。あまね様に体調不良で欠席すると伝えて頂けませんか？』
「いや貴女元気じゃないですか」
『ちょっと今急に腹痛と頭痛と腰痛と筋肉痛とその他もろもろが押し寄せて来まして…』
「胡蝶様に薬の調合をしてもらいましょうか？」
『たった今全回復したので結構です(即答)』


危なかった、あのままでは新薬の実験台になるところだった(真っ青)
マズイ、このままでは本当に出席させられる

念のため、そう念のためだ
一応万が一の可能性に懸けて輝利哉様に聞いてみよう


『あの、輝利哉様…』
「はい、どうかされましたか？」
『無惨の根城に行った人って誰か居ますか？』
「貴女以外いないと思いますけど…」


終わった
これは本格的にマズイ
柱に絞め殺される未来しか見えない

いやでも某未来視さんも「未来は無限に分岐している」的なことを言ってたから、もしかするとあまね様の勘違い(事実だけど)で終わる未来が待ってるかもしれない
その未来に懸けてもう少し粘って…


「そう言えば、不死川様とか少しお疲れなのかお怒り気味だったなぁ…これ以上待たせたらどうなるんでしょう…」
『輝利哉様今すぐ行きましょう(即決)』


そう答えた瞬間ニッコリと綺麗に笑った輝利哉様を見て悟った
あ、これ嵌められた…と

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