検索窓
今日:7 hit、昨日:11 hit、合計:80,817 hit

5 ページ5

side藍沢

『俺たちが出会ったのは小学校の時だ。地区班が一緒で、毎日一緒に登校した。』



白石「地区班って何?」

A「住んでる場所で班に分かれるんです。1年生から6年生がまとまって。」

冴島「白石先生が通ってた学校には無かったんですか?」

白石「小学校私立で、みんな電車通学だったから。」

緋山「さすがお嬢様…!」

藤川「俺が行ってた小学校は縦割りって名前だったなぁ。」

緋山「私のとこは地域班だった!」


…謎の話が始まった。
こいつらいつまで話すんだ?

『続きを話したいんだが。』

緋山「ああ、ごめんごめんw 続けて。」



『5年の時初めて同じクラスになってよく話すようになった。』

A「よく話すって言っても、藍沢くんが無口だったから私が話しかけてばっかだったけどねw」


…少し話を盛った。バレたか。


『ま、まぁ細かい事は気にするな。で、小学校を卒業して中学校に入学した。』


藤川「部活は何やってたの?」

A「私は吹奏楽。藍沢くんは帰宅部だったよね。」


また別の話…

確かに俺は帰宅部だった。入りたい部活が無かったし、ばあちゃんを手伝いたかったからな。

『そうだ、帰宅部だ。』


緋山「で?続きは?」


『そうだな…中学に入ってからはあんまり話さなかったからなぁ。』

A「あ!修学旅行の班一緒だったじゃん!」


そういえば、そうだった。
京都と奈良だったっけ?確かあの時は…


『鹿に追いかけられた時か?』

A「そうそう!藍沢くんと鹿が睨み合っててw ホント面白かった!!」

緋山「何それ⁉ヤバい!!腹筋崩壊(爆笑)」

冴島「想像するだけで笑えます…!」

A「あの写真卒アルに載ってたと思いますよ!今度送りますね〜」

藤川「え、じゃあ連絡先交換しよ!」

白石「南さんLINEやってる?」

緋山「私にも送っといて!」


失礼な奴らだな。
普通俺の目の前でそんな会話するか?



白石「あ、藍沢先生の顔が怒ってる(コソッ)」

A「そろそろやめときましょう…」


『まぁいい。その後中学を卒業してからは会ってない。だからAが医者になっていて驚いた。』

A「こっちのセリフよ!!緋山先生のお友達とかビックリだわ。」


緋山「ねぇ、一つ聞いていい?なんで藍沢は南のことAって呼んでるのに、南は藍沢のこと藍沢くんって呼んでるの?」

そういえばなんでだったっけ?

6→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
556人がお気に入り
設定タグ:コード・ブルー , aizw , hnnm   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

藍沢先生が好きな人 - 頑張ってください。これから楽しみにしてます。 (2020年9月19日 17時) (レス) id: 101530242c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 更新再開楽しみにしています! (2020年9月19日 11時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
anier017(プロフ) - もちろん覚えてます!また更新されたら嬉しいです^^ (2020年9月17日 0時) (レス) id: a030ce827e (このIDを非表示/違反報告)
みっつん(プロフ) - この作品覚えてますよ!!!!忘れません!更新頑張ってください! (2020年9月16日 23時) (レス) id: 068c4a9540 (このIDを非表示/違反報告)
ともちゃん(プロフ) - うちこのようなお話が大好きなので、忘れてはいませんよ (2020年9月16日 23時) (レス) id: f9201e6991 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:緋山メイ | 作成日時:2018年8月21日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。