今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:1,795 hit
小｜中｜大
武州 ページ7
パタン！静かに閉めようとした反面、心には深く何かがのしかかってきていた。
武州ー 東京に来て再びその言葉を聞くことになろうとは、、。
何度も言うように降谷は武州出身である。
しかし、そこは故郷として全く誇ることができない場所であった。
警察学校の同期であり、後の親友となるあの四人とは比べものにならないくらい不幸な幼少期であったと言っても過言ではないのである。
さらに、江戸にできた新たな警察組織ー、
武州出身であると言うから、私が会ったことがある人間かもしれない。
いや、薄々心当たりはあったのだ。
武州という狭い土地の中で、剣をとり
誰かのために戦おうとする存在。
間違いなく、彼らしかいない。
どうしても会いたいとは思わないのはーー、
自身の過去を知るものであるということ以外に
あるのかもしれない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
chiaki0105(プロフ) - 皆さん、是非是非 感想やもっとこうしてほしい等のご意見をお寄せください！ こちらとしましても、励みになりますし、なによりも勉強になります。 よろしくお願いします！ (2019年10月3日 15時) (
レス) id: bcfecc2411 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Regulus | 作成日時：2019年9月30日 23時
