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松本が店に帰るともう客が帰ったあとだった。
「お帰り、潤くん。
ありがとねー。」
「あ、はい。」
「ご飯食べちゃおっか。」
「そう、ですね。」
大野は冷蔵庫を開けた。
「オムライスでいい?」
「はい。じゃあ俺ケチャップライス作ります。」
料理をしたことがなかった松本だったが、
大野と櫻井がRainyに行って自分1人で店番をしてるときでも
料理を出せるようにならなきゃな、
と考え、松本は大野から料理を教わっていた。
飲み込みが早いな〜と大野に褒められるのが好きだった。
・
その夜。
松本は大野の部屋の前に立っていた。
雨のときに大野がRainyにいることに半信半疑だったし、
雨と言ってももう小雨になっていたから別にな、
と思ったのだ。
すう、と深呼吸をしてドアをノックした。
が、返事が無い。
「失礼しまーす。」
とドアを開けたが、
釣り道具と画材が置いてあるだけで、
ベットにも大野の姿は無かった。
やっぱりRainyの方なのか、と下に降りてRainyに続く階段を降りてドアをノックする。
今度は
「はぁい」
と大野の声が聞こえた。
ガチャとドアを開けると、大野がイスに座ってコーヒーを飲んでいた。
「どうしたの潤くん。」
大野は絶対に知っているはずだ。
自分が今から言うことを。
でも聞いたってことは
俺がそれを聞く必要があるってことだと思い、
松本は言った。
「大野さんは何であんまり外に出ないんですか?」
大野がコーヒーを飲んでマグカップを置いた。
「外に出ない、てか人が多いところに行けないんだよね。
潤くん、それだけじゃないでしょ。
おいらのこと、知りたいんでしょ。」
大野が困ったように笑った。
・
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メリ子(プロフ) - 紗弓さん» コメントありがとうございます（＾ω＾）励みになります!!更新頑張ります(=｀ω´=) (2012年12月20日 19時) (
レス) id: 70f5b5828c (このIDを非表示/違反報告)
紗弓(プロフ) - 移行おめでとうございます。これからも更新頑張ってください♪ (2012年12月20日 18時) (レス) id: acac8c07a2 (このIDを非表示/違反報告)
メリ子(プロフ) - 悠音さん» ありがとうーーσ(´∀｀*)ついに解禁ですか！！また頑張ってねー（＾ω＾） (2012年12月19日 23時) (レス) id: 70f5b5828c (このIDを非表示/違反報告)
悠音(プロフ) - 移行おめでとー♪ こっちの方は一応パスワードはずしといたｗｗ (2012年12月19日 22時) (レス) id: 21b528f6ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メリ子
| 作成日時：2012年12月19日 19時
