23話 ページ23
私はすぐに上に着るものをはおり、鍵を持って家の外に出た。
家の外に出るともう一度タカちゃんから電話がかかってきた。
｢もしもし、タカちゃん！
どこの病院？今から私も行くから！｣
三｢A、落ち着け！
今から家に迎えに行くから、俺からもう一回電話かけるからそれまで外出るんじゃねえぞ！｣
そう言われ電話は切られた。
私はタカちゃんの言葉通り、玄関に戻り鍵を閉めてタカちゃんからの電話を待った。
5分ほどするとタカちゃんから電話が来て、着いたと言われた。
私は慌てて外に出て、家の鍵を閉める。
｢タカちゃん！ケンチンは！｣
三｢救急車で運ばれて、まだ分からねぇ。
とりあえず病院急ぐぞ！｣
そう言われ、私はバイクの後ろにまたがる。
雨のせいもあって服はびちょびちょになるがそんなの気にならない。
ケンチンの状況や今タカちゃんが怪我をしていることが頭の中でグルグルしている。
病院につきバイク置き場にいたペーと走って救急科の手術待合室に行く。
三｢タケみっち！ドラケンは？｣
タケみっちは泣きながら状況を話してくれた。
少しすると万ちゃんがきて、みんなを落ち着かせた。
だけど私には分かる、あれはみんなを落ち着かせるために冷静に振舞ってるだけだ。
私は泣きながら、万ちゃんが座ったソファーの隣に座った。
私が隣に座ると万ちゃんは私の頭を撫でてくれた。
その時手術中のランプが消灯した。
先生が中から出てくると
医者｢一命はとりとめました。
手術は成功です。｣
そう言った。
みんなは喜んで外の東卍メンバーに知らせに行った。
みんなが出て行くと万ちゃんも静かに立ち上がり、逆の出口から外に出て行く。
私は万ちゃんについて行き、万ちゃんの横にしゃがんだ。
万｢よかった、、、、、ケンチン、、、｣
｢うん、、、、｣
万ちゃんの泣きながらの言葉に私も返した。
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加奈子(プロフ) - ラアヤさん» コメントすごくうれしいです！ありがとうございます！更新が都合上頻繁に行えないのですが、これからも佐野万次郎の双子の妹は三ツ谷の彼女を応援して頂けたら嬉しいです！ (2022年3月14日 23時) (
レス) id: 548cbf5bee (このIDを非表示/違反報告)
ラアヤ - 三ツ谷が、押しなのでめっちゃ嬉しいです！！ (2022年3月8日 1時) (レス) @page11 id: f2444fe42b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：DXザクロ | 作成日時：2022年2月28日 2時
