3話 ページ3
今は授業が終わりエマと帰るため、昇降口でエマを待っている。
エマは10分ほどすると走ってきた。
エマ｢エリーごめん！掃除してたら遅くなっちゃった！｣
｢大丈夫だよ！｣
私が笑顔で返すとエマもニコニコ笑顔になり、一緒に話しながら家に帰った。
家に着くとじいちゃんが近所の子に稽古をつけているところだった。
私は万ちゃんたちと一緒に稽古を受けていたが、私はいまだに一本も取れたことがない。
そもそも近所の子との試合で勝ったことも技ありを取ったこともない。
それなのに
万｢Aの料理を食べたいからAも一緒にチーム入れよ！｣
と無理やり東卍に入れられた。
ずっと嫌だと断っていたが武蔵神社で東卍を創立した日、万ちゃんが私を無理やりタカちゃんのインパルスに乗せて東京卍會の料理担当として入れた。
私は意味の分からない暴走族の料理担当に不満を訴えたが、誰も私側についてくれなかった。
空手で勝ったことのない私はもちろん喧嘩や抗争に参加することはなく、怪我したメンバーの手当てと料理をふるまっている。
私は少し休んでから、夜ご飯の食材を買いに近くのスーパーに向かった。
今日の夜ご飯は何にしようか考えていると後ろから声をかけられた。
三「よーA！｣
｢タカちゃん！学校終わり？｣
三「そう、今部活終わりで今日の晩飯買いに来たとこ。｣
｢タカちゃんの家は今晩何にするの？｣
三｢そうだなぁ〜ルナとマナがハンバーグ食いてえって言ってたから、今晩はハンバーグにする予定だ！｣
｢じゃー佐野家もハンバーグにする！｣
私たちはそのまま一緒に買い物を続け、アイスを一緒に買って帰りに公園で食べることにした。
レジでお会計を済ませると先にお会計を終えていたタカちゃんが、待っていてくれた。
｢おまたせ〜！｣
私が袋を両手で持ちながら言うと、タカちゃんは空いている片方の手を私に差し出してくれた。
三｢ほら、片方貸せよ！｣
｢でもタカちゃんかばんもあって、食材もあるから大丈夫だよ！｣
三｢そんぐらい平気だよ！甘えとけって！｣
タカちゃんは笑いながら、私が持っていたレジ袋を片方取った。
その後は二人で他愛もない話をしながら並んで公園に向かった。
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加奈子(プロフ) - ラアヤさん» コメントすごくうれしいです！ありがとうございます！更新が都合上頻繁に行えないのですが、これからも佐野万次郎の双子の妹は三ツ谷の彼女を応援して頂けたら嬉しいです！ (2022年3月14日 23時) (
レス) id: 548cbf5bee (このIDを非表示/違反報告)
ラアヤ - 三ツ谷が、押しなのでめっちゃ嬉しいです！！ (2022年3月8日 1時) (レス) @page11 id: f2444fe42b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：DXザクロ | 作成日時：2022年2月28日 2時
