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【過去】
何で、こうなったのだろう
私は、どこで何を間違えたのだろうか
そんなことを自問したって、目の前の景色はこんな質問以上に意地悪で残酷だった
クローゼットには泣きじゃくる弟
床に横たわる両親
私にはこれでも多すぎる情報量だった
『早く、泣き止んで』
こんな人生の転機真っ只中なのに眠気でふらつく自分が情けない
壁を使い、クローゼットまでいく
ガタガタと震えた肩をそっと包み込む
「お、ねぇちゃｯん…なんで、お母さんた、ち…ﾀﾋんじゃったの？」
分からなくていいことだって、この世の中に何千。否、何百万だってある。
『知らなくて、いいの。私が、何とかするから。大丈夫。…だから』
私には見えちゃいけないものが見える
それは今、弟の肩に乗っているのと同じ
『安心して、逝っていいよ』
目の前の弟が血を吐き出し、ぐったりと倒れた
"「榛は私たちの自慢の娘だわ。愛してる」"
"「何が欲しいんだ？お父さんに何でも言ってみろ〜！榛は他の人とは違う才能を持ってるんだからな！…ぁ、お菓子のことはママには内緒だぞ？」"
"『お母さん、お父さん！大好き！
ずっと一緒だよっ！』"
唯一の希望がいなくなり、肩の力が抜ける
『…絶対、許さないから』
ハッキリしない意識の中、私はそう呟いて眠った
・
気がついたときには、真っ白な天井が見えて首を傾けた
ここは…？
「あ、目が覚めた？」
「…高菜？」
目の前には背の高い男の人と私と同じくらいの歳であろう男の子
片方の男の人目元が全く見えない。どうなってるんだ…？
そして、隣の子は…
「あ、この子？気になっちゃう？今日見つけてきたんだ〜！新入生！」
『新、入生…？』
「あ、まだ状況話してないや」と言い屈んだ男の人はニヤリと意地の悪い笑みを浮かべた
「君、"あれ"見えるよね？」
まさか見えてはいけないものが私のグチャグチャ人生にもう一度チャンスをくれるなんて、夢にも思わなかった
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ぴえぱんまん(プロフ) - 無名さん» ボードで行いましょう (2021年2月21日 12時) (
レス) id: 0fecd7c6fb (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - ぴえぱんまんさん» 承諾ありがとうございます。ボードの方で話し合いを致しますか？ボードでの話し合いを希望でしたら私からぴえぱんまん様のボードを伺いますのでご自由にお選びください。 (2021年2月21日 12時) (レス) id: 1b7e0f4429 (このIDを非表示/違反報告)
ぴえぱんまん(プロフ) - 無名さん» 勿論です、お誘いありがとうございます (2021年2月21日 11時) (レス) id: 0fecd7c6fb (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - こんにちわ。急なコメント失礼します。『チートな奴ら』に家入瑠璃一郎として参加させていただいている者です。宜しければ関係如何でしょうか。検討お願いします。 (2021年2月21日 11時) (レス) id: 1b7e0f4429 (このIDを非表示/違反報告)
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