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『ｯ…？！』
そのまま箒から滑り落ち、真っ逆さまに落ちる
落ちる途中、慌てる人達の真ん中に不気味な笑みを浮かべている人を見つけた
彼の得意な魔法は
風魔法
ぎゅっと目を瞑った
もっと、お母さんに意見いえば良かったかな
俺の気持ち、伝えれば良かったかな
地面が徐々に近づいているのが分かり、身体に力を込める
何とか、ならないのか
風魔法の応用？いや、まだ行ったことが無い
もう、ダメだ
ごめんなさい、お母さん
ﾄﾞｻｯ
鈍く、潰れるような音が響くと思ったのに何かとぶつかるような妙な音がした
『…？』
恐る恐る目を開く
「大丈夫ですか？」
仮面をつけて、顔は分からない
けれど、どこか落ち着くような心地よい声がした
『だ…ぃじょぶ、で、す…』
大丈夫、とは言ったものの震えが止まらなかった
奥歯がカチカチと鳴って上手く話せない
「あなたですよね、風魔法でエドールくんを箒から落としたの」
先程とは打って変わって低くて重い声が頭上からして思わず肩が跳ねる
「は、お…れじゃ！ねぇしっ」
突然の事で動揺したのだろうか
彼の声は震えていた
「風魔法をこの中で使える人はあなたしかいません」
詰め寄るような喋り方に彼が言葉に詰まったのを見て、仮面をつけた男の子は鼻で笑った
「嫉妬でこんな幼稚なことをするなんて」
今考えると、こんなことを言われたら彼は言い返す性格だったのに何も言い返さなかったのは動揺していたからだろうか。それとも何も言えなかったからだろうか。
もしくは、怖かったのかもしれない。
走って逃げた背中が見えなくなるのを見届けて仮面をつけた男の子はゆっくり俺を立たせてくれた
『あ、りがとう…』
「お礼はまた今度で大丈夫です」
『ぁ、う…ん？』
お礼を要求されるなんて、でも命の恩人だからしょうがない
抜け目のない彼は、優しく微笑んでくれた
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ぴえぱんまん(プロフ) - 無名さん» ボードで行いましょう (2021年2月21日 12時) (
レス) id: 0fecd7c6fb (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - ぴえぱんまんさん» 承諾ありがとうございます。ボードの方で話し合いを致しますか？ボードでの話し合いを希望でしたら私からぴえぱんまん様のボードを伺いますのでご自由にお選びください。 (2021年2月21日 12時) (レス) id: 1b7e0f4429 (このIDを非表示/違反報告)
ぴえぱんまん(プロフ) - 無名さん» 勿論です、お誘いありがとうございます (2021年2月21日 11時) (レス) id: 0fecd7c6fb (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - こんにちわ。急なコメント失礼します。『チートな奴ら』に家入瑠璃一郎として参加させていただいている者です。宜しければ関係如何でしょうか。検討お願いします。 (2021年2月21日 11時) (レス) id: 1b7e0f4429 (このIDを非表示/違反報告)
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