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マルコside
Aに軽くお叱りをして食堂に入る
お昼にしては遅い時間だけど
誘惑に負けた部下達の後処理に時間がかかったのだ
ﾏﾙｺ「はぁーーー…。」
彼女が船に乗ってから何度目かわからない
深いため息が出る
ｻｯﾁ「マルコ遅かったな。忙しいのか？」
ﾏﾙｺ「悪いねいサッチ。小悪魔のせいで仕事が増えたんだ。」
ｲｿﾞｳ「そういえばさっき鼻血出して倒れてた奴らがいたな。
あれマルコの隊員たちか。」
ﾏﾙｺ「なんでも、甲板で風に吹かれて下着が見えたらしい。
…その上 、もっと見る？なんて煽ったみたいだよい。」
ｻｯﾁ「………Aまだ甲板に居ねぇかな。」
ｲｿﾞｳ「おいサッチ、鼻血出すな。」
食堂には4番隊隊長でコックのサッチと
こちらも遅めの昼食だったのか、イゾウの二人がいた
この二人もAを拾った当時から知っているため
年々加速する小悪魔さに参っていた
ｲｿﾞｳ「しかしまぁ。お嬢を拾ってもう4年か。
時が経つのは早いもんだな。」
ｻｯﾁ「あん時はまだあどけない少女だったのになあ。
今じゃあんないい女になっちまって！！！！」
ﾏﾙｺ「妹をそんなふうに言うんじゃないよい。
…けど、まぁ。あれは少々育ちすぎたよい。」
ｻｯﾁ「だよなぁ！？マルコもそう思うだろ！？」
Aが初めてこの船に来た日を思い出す
人混みでざわついた甲板の真ん中に
全身ボロボロで意識もなく横たわる白い少女
医務室へ運ぼうと抱き抱えた瞬間目を覚まして
『やめて！！近づかないで！！！！！！』
と叫んで、背中から翼を生やして逃げ出した
けれどあんな身体で遠くへ逃げれる訳もなく
力尽きて海に落ちた
ﾏﾙｺ「…懐かしいねい。今はあんな初々しさもないけどねい。」
ｲｿﾞｳ「まったくだ。お嬢はどこであんなの覚えてくるんだか。」
ｻｯﾁ「俺はいいと思うけどな。抱きついて来た時の
あいつの感触といえば………。」
ﾏﾙｺ「そんなこと言ってたらそのうち誰かに殴られるぜい。」
ｻｯﾁ「それでも本望だ！！」
ｲｿﾞｳ「マルコ諦めろ。あいつはとっくにお嬢に落ちてる。」
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文ストオタクの一般人 - 主ちゃんは当然としてマルコ？可愛すぎよ？男、、、だよね？ﾊﾆｬ( ^ω^ ) (2023年4月22日 17時) (
レス) @page43 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
N - 自分の誕生日でビビった (2023年3月18日 22時) (レス) @page1 id: 86e1b947ce (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごくおもしろくてきゅんってしました☺︎ (2022年12月17日 12時) (レス) @page44 id: 1970efe780 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜空愛 | 作成日時：2022年7月13日 3時
