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センゴクさんから淡々と告げられる過去
それは私にとって思い出すことさえも辛い過去
平和で豊かなのんびりした町に突如実った実
それを食べてしまった私に、町の人達は拒絶することも無く
むしろ私を守るために食べた事は町民だけの内緒にしてた
しかし、どこから漏れてしまったのか、
それとも見られてしまったのか、ある日海賊が町を襲ってきた
何日にも及ぶ乱闘の中、町の人々が
あなたたち家族だけでも逃げなさい。と
でも、そんなことも叶わず
ﾏﾏ「A…、あなただけは、生きなさい。」
ﾊﾟﾊﾟ「その力で、…世界を幸せに。」
必死に私を守ってくれた両親を置いて
翼を大きく広げて逃げ出した
そして問われた、海賊を恨んでいないのかと
『…確かに、白ひげ海賊団に拾われてからも
海賊にはずっと恨みや憎しみを感じていました。
でも、みんながみんなあの日町に来た海賊達のような
あんなヤツらじゃないって、自分の目で見てきました。
だから私は海軍にはなりません。
色んな島をみて、海を見て、いつか町に帰って
両親や町の人にお土産話をするんです。そうしたいんです。』
ｸｻﾞﾝ「……Aちゃん、。」
ｻｶ「お前、新聞読んじょらんのか。」
ﾎﾞﾙ「あれれ〜？あの町って？」
私がいつか町に帰ると告げたら、動揺を見せる三大将
ずっと煎餅をボリボリ食べていたガープさんの手は止まり
センゴクさんは何故か気まずそうな顔をしている
ｶﾞｰﾌﾟ「センゴク、言うな。あまりにも残酷すぎる。」
ｾﾝ「…でも、あいつを勧誘できるチャンスだ。」
『あの…、なにか変なこと言いました？』
ヒソヒソと喋っている二人に疑問を投げると
返ってきた答えは思ってもみなかったことで
ｾﾝ「お前さんがあの町から逃げ出した日、
居なくなったことを悟った海賊たちが腹いせに
町ごと全てを燃やした。」
『……………え。』
ｾﾝ「翌日、炎が消えた町に海軍が調査へ向かった。
しかし報告には、生存者なし。そう書かれておった。
町も跡形もなくなっておる。
新聞の記事にもなったはずだ。」
知る由もない事実を突きつけられ
私はただ、涙を流していた
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文ストオタクの一般人 - 主ちゃんは当然としてマルコ？可愛すぎよ？男、、、だよね？ﾊﾆｬ( ^ω^ ) (2023年4月22日 17時) (
レス) @page43 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
N - 自分の誕生日でビビった (2023年3月18日 22時) (レス) @page1 id: 86e1b947ce (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごくおもしろくてきゅんってしました☺︎ (2022年12月17日 12時) (レス) @page44 id: 1970efe780 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜空愛 | 作成日時：2022年7月13日 3時
