25 ページ29
youside
日は沈み、月の光が辺りを照らす中
白ひげ海賊団は楽しい楽しいバーベキューの真っ最中だった
白「グララララ！酒がなくなったぞ！！」
ﾅｰｽ「ちょっと！！飲みすぎですよ親父さん！」
ｴｰｽ「この肉美味ェなぁ！！おかわり！！！」
ｻｯﾁ「お前！みんなの分残しとけよ！！？」
ｲｿﾞｳ「マルコ、久しぶりに飲み比べとでもいこうか。」
ﾏﾙｺ「望むところだよい。」
そこらじゅうで楽しく騒ぐ声が聞こえる中
私は端の方でしっぽりお酒を飲んでます
なんでかって？
そりゃあ、前回みたいなやらかしは嫌でしょ。
そうゆうことよ
お酒に強くない上に、悪酔いしてしまう私が
みんなと同じように飲んでたら確実に終わってしまう
だから、自分のペースでゆっくり飲んでいた
はずなのに...
ﾊﾙﾀ「A大丈夫！？顔真っ赤だよ、水いる？」
『んー？ハルターー、だいじょうぶ、自分で行く。』
ﾊﾙﾀ「...サッチ以外の人にお水貰いなね。
(こんな可愛いAみたらアイツ何しでかすか...。)」
『了解しました！』
度数の低いワインで尚且つちびちび飲んでてもこの有様
海賊なんて確実に向いていない
少し離れたところにいたハルタが気付くくらいだもの
言いつけ通りサッチ以外の人からお水を受け取り
煽るように飲み干す
少しだけ酔いが覚めたけど
改めて宴に参加しても楽しめそうにないなぁ...
そう考えた私は宴会場から少し離れた所で翼を広げて
一番お気に入りの場所へ飛ぶ
飛んだ先はモビーディック号の見張り台
こんな風に島で宴とかしない限り
夜の見張り台に一人で居れるとこなんてそうそうない
『海、綺麗だな...。』
雲ひとつ無い空には月が綺麗に輝いていて
海をキラキラと照らしていた
ふと宴会場に目をやると
特に誰を探してた訳じゃないけど、ある現場に目が止まる
『.........なによ、デレデレしちゃって。』
この船に乗るナースの中でも
スタイル良し、顔良し、性格良しな完璧ナースさんが
マルコにお酒を継いでる
グラスを持ってるマルコも満面の笑みで継がれちゃってさ！
.....なによ、そんなのいつもの事じゃん。
何をこんなにイライラしてるのよ私。
『.....綺麗なお姉さんとこ行っちゃヤダよ、マルコ.....。』
ポツリと涙が出てきた
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 644人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
文ストオタクの一般人 - 主ちゃんは当然としてマルコ？可愛すぎよ？男、、、だよね？ﾊﾆｬ( ^ω^ ) (2023年4月22日 17時) (
レス) @page43 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
N - 自分の誕生日でビビった (2023年3月18日 22時) (レス) @page1 id: 86e1b947ce (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごくおもしろくてきゅんってしました☺︎ (2022年12月17日 12時) (レス) @page44 id: 1970efe780 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜空愛 | 作成日時：2022年7月13日 3時
