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Noside
ﾏﾙｺ「………よし、海に落ちろサッチ。」
ｻｯﾁ「なんでだよちゃんと全部話したじゃねぇか！！」
Aの居なくなったキッチンでは
サッチが全員に詰められて訳を話していた
けれど、
ｲｿﾞｳ「つまりお前がお嬢を悲しませたって事だろう？」
ﾊﾙﾀ「いいよマルコ、落とそう。」
訳も虚しくサッチはジリジリと皆に詰められる
ｻｯﾁ「しょうがねぇだろ！！19の可愛い妹が
40過ぎのおっさんに初恋しちゃってんだぜ！？
それなら自分の気持ちに気付かせて、砕かせてやるのが
兄の務めだろ！！」
ｲｿﾞｳ「砕かせるのか？マルコ？」
ﾏﾙｺ「イゾウ、今俺に振るのは悪意があるよい…。」
"砕かせる" その言葉を聞いて
反応したのはイゾウだけでは無い
この船では当たり前の光景になっていた
Aの小悪魔は唯一、マルコの前だと発動しない
それにAとマルコの引っ付き具合といえば
そこら辺の島で見るカップルさながらだった
そんな二人を お似合い だと思っているクルーは多いが
彼だけはそれを許さなかった
ｻｯﾁ「ふざけんなマルコ！！俺は許さん！
俺たちの天使を、お前が独り占めする権利なんて
渡してたまるか！！！！
それに、Aの歳を考えろ！
それならまだエースの方がお似合いだろ！！」
ｴｰｽ「え！？俺！！？」
そう。過保護を拗らせて
面倒臭いおじさんの立ち位置になってしまったサッチだけは
どうにかAにもっと良い相手をと思っていたのだ
しかしマルコも過保護の端くれ
可愛い妹が自分に好意を向けてる状況なんて
ご褒美でしかないのだ
ｲｿﾞｳ「おいマルコ口角緩んでるぞ。
うちのNo.2がそんなんじゃ、示しがつかないさね。」
ｻｯﾁ「くっそー！！なんでマルコなんだよ！
おっさんなら別に俺でも良かっただろ！！」
ﾊﾙﾀ「モテるおじさんは違うねぇ〜。」
ﾏﾙｺ「おっさんおっさんうるせぇよい…。」
ｴｰｽ「Aのやつ初恋の癖に、男を手玉に取るのうめェよな。」
「「「………たしかに。」」」
ニヤニヤが止まらないマルコを小突く隊長たち
しかし、そんな愉快な雰囲気だったのが一転
エースのたった一言で
Aの小悪魔の元凶についての会議が開かれたらしい
．
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文ストオタクの一般人 - 主ちゃんは当然としてマルコ？可愛すぎよ？男、、、だよね？ﾊﾆｬ( ^ω^ ) (2023年4月22日 17時) (
レス) @page43 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
N - 自分の誕生日でビビった (2023年3月18日 22時) (レス) @page1 id: 86e1b947ce (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごくおもしろくてきゅんってしました☺︎ (2022年12月17日 12時) (レス) @page44 id: 1970efe780 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜空愛 | 作成日時：2022年7月13日 3時
