16 ページ20
Noside
ｻｯﾁ「おいマルコ！！Aから離れろ！！」
ｲｿﾞｳ「無駄だサッチ。お嬢から行ってるんだあれは。」
ｴｰｽ「サッチ！肉なくなった！！」
現在モビー・ディック号では宴が行われている
宴の席ではそこら中で大騒ぎしているのだが
その中でも一際騒がれている場所があった
＿＿＿＿遡ること一時間前
『ねぇマルコ！私もお酒飲んでみたい！！』
ﾏﾙｺ「だからいつも言ってるだろよい、もう少しま……
いや、いいよい。これ飲んでみろ。」
『え！！？いいの！？ありがとう〜！！』
海賊にお酒を飲んではいけない年などない
けれど、Aは過保護な兄たちから飲むのを禁止されていた
のだけれども…
禁止ばかりして先日のような家出事件を起こすなんて
と考え直したマルコがとうとう許可を出したのだ
Aはマルコの横でペースを保ちつつ
さほど強くないお酒を飲んでいたはずなのだが
『えへへ〜、たのしぃねえ、マルコ〜！』
これは大誤算
顔は赤く、目はとろんと蕩けて呂律も回らない
おまけに横からマルコに抱きついて離れないのだ
そう、これは… 酔っ払い！！
＿＿＿＿そして現在に戻る
ｻｯﾁ「A〜！！目を覚ましてくれ！！
こんなパイナップルのどこがいいんだよォ〜！！」
ﾏﾙｺ「うるさいよいサッチ。A、お前もさっさと離れろ。」
『なんでそんな意地悪いうの、！私のこと嫌いなの…？
A、まるこのこと好きだよ…？』
ｻｯﾁ「え何それ可愛い無理無理可愛い俺にも言って。」
ｲｿﾞｳ「へぇ、お嬢に翻弄されるマルコも面白いなぁ。」
ﾊﾙﾀ「あんまり酔わせすぎないでよね〜。」
ｴｰｽ「サッチ！また肉なくなった！！」
マルコに引っ付いて離れないAと
それを見てガヤガヤいう(主にサッチ)奴らと
珍しく困っているマルコ
そんな光景を静かに見守ってた白ひげが口を開く
白「グララララ。初めての酒でそれだけ飲めれば十分さ。
マルコ、Aを部屋に送ってやれ。」
ｻｯﾁ「オヤジ！あいつ送り狼になっちまうぜ？」
ﾏﾙｺ「うるせぇお前とは違うんだよい。…A、立てるか？」
『うぅ〜、…おんぶ。』
ﾏﾙｺ「まったく世話の焼ける妹だよい。」
そうしてマルコはAをおぶって甲板を後にした
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 644人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
文ストオタクの一般人 - 主ちゃんは当然としてマルコ？可愛すぎよ？男、、、だよね？ﾊﾆｬ( ^ω^ ) (2023年4月22日 17時) (
レス) @page43 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
N - 自分の誕生日でビビった (2023年3月18日 22時) (レス) @page1 id: 86e1b947ce (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごくおもしろくてきゅんってしました☺︎ (2022年12月17日 12時) (レス) @page44 id: 1970efe780 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜空愛 | 作成日時：2022年7月13日 3時
