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Noside
時は少し遡り
Aがいなくなって3日目のモビーディック号
夕方
ｻｯﾁ「俺はもう耐えられねぇ！！」
ｲｿﾞｳ「うるさいサッチ。
みんな同じ気持ちだ。騒いでも意味ないだろう。」
ﾊﾙﾀ「でもあの様子じゃあ、本当に何かあったんじゃ…。」
自由に空を飛べるAがふらっと船から居なくなることなんて
今までざらにあったことなのだが
最近の元気なさげな様子、作り笑顔が増えたAを見て
「「「「「 俺たちなにかしちゃったかな…。 」」」」」
と、可愛い妹から嫌われたのではないかと心配するバカ兄達
そんな心配がたかってみんなで甲板に出て
Aの帰りを待つ日が続いた
しかし、そんなバカ共をまとめあげる役のマルコでさえも
可愛い妹のことになるとバカに成り下がってしまう様子
時折不死鳥姿になって、船の近くの岩場や無人島に
Aを探しに行くこともしばしば
しかしそんな中、唯一冷静だったのがエース
ｴｰｽ「そんなに考えてもよぉ、
Aがどこ行ったなんてわかんねーし、絶対帰ってくるよ。
なんでそんなに自信ねーわからねぇけど、
少なくとも俺はここが嫌いになって出ていくなんてないぜ。
Aだって同じだろ。それだけはないって絶対。」
優しさなのか、ただの本音なのか
どちらにしてもその言葉に救われた奴は少なくなかった様で
ｻｯﾁ「なんだよお前！！泣かせる気か！！
今晩は肉だ！！今から張り切って仕込みしてくるぜ俺は！！」
ﾏﾙｺ「成長したよい、エース。」
ｲｿﾞｳ「まったくだ。親父に斬りかかってた頃とは別人だな。」
ﾊﾙﾀ「たまにはいい事言うんだねエースも。」
ｴｰｽ「お前ら俺の事バカにしすぎだろ！！！！」
と、少しだけいつもの様子を取り戻したモビーディック号だが
「マルコ隊長！！前方に大きな鳥が！！！」
と、1番隊の船員が大きな声で報告する
大きな鳥？と思いつつ、みんなで目を凝らして海に目をやると
そこには翼を広げてこちらに向かって飛んでいる少女が
ﾏﾙｺ「馬鹿野郎！！！あれは鳥じゃなくてAだよい！」
ｴｰｽ「ほらな！帰ってくるって言っただろ！」
ｲｿﾞｳ「……でも様子がおかしくないか？」
イゾウがそう言ったのもつかの間、
Aは海の中へ落ちていった＿＿＿
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文ストオタクの一般人 - 主ちゃんは当然としてマルコ？可愛すぎよ？男、、、だよね？ﾊﾆｬ( ^ω^ ) (2023年4月22日 17時) (
レス) @page43 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
N - 自分の誕生日でビビった (2023年3月18日 22時) (レス) @page1 id: 86e1b947ce (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごくおもしろくてきゅんってしました☺︎ (2022年12月17日 12時) (レス) @page44 id: 1970efe780 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜空愛 | 作成日時：2022年7月13日 3時
