私を守ってください！

自己紹介 ページ8

浦「まずは琢磨様に挨拶しないとだよな」




西「本日よりこちらで働かせていただくことになりました、Aといいます。よろしくお願いします」




目の前で手本を見せてくれる西島さん
姿勢もよくとてもきれいな挨拶




A「本日よりこちらで働かせていただくことになりました、Aといいます。よろしくお願いします」




浦「いいじゃん！いいじゃん！」




A「そ、そうですか」




誉められたことがちょっと嬉しかった




末「でも、やっぱばれるかな」



A「え？」



末吉さんの独り言を聞いて
不安が顔に出ていたのか側に来てくれる西島さん



西「大丈夫だよ」




末「なんでお前はここを志望したんだ？って聞かれたらどうする」




A「それは…」




もし借金を返すためって言ったら、やっぱり女だから送り込まれたとか思われるのかな。




浦「俺の弟ってことにしなよ！」




A「は？」




そう陽気そうに笑顔を浮かべる浦田さん




浦「そう！それならバレないだろ？」




與「そっちの方がバレそうやけど笑」




浦「大丈夫！俺の弟ってことにしとけば、Aの側に常にいても怪しまれないし！」



A「え、あの」




ピーンポーン
響き渡るチャイム音




末「琢磨様がお呼びだ」




浦「じゃ！Aはちゃんと挨拶してきてねー」




A「へ？」




日「行くよ」



日高さんがついてきてくれる
それだけで何故か緊張はほどけていた

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