秘密とくそくらえ ページ17
ym side
大ちゃんに会えばふつふつと湧き上がるsubの性。
発覚した時はどれだけ恨んだか。
あれは俺がJr.の頃だった。
______
その日は朝から熱っぽく感じていた。
大丈夫かと思い負けず嫌いの俺は夜遅くまでダンスレッスンをしていた。
「…はっ、はぁ…」
案の定だるさは酷くなりスタジオの床に座り込んだ。
その時ちょうど俺を気に入らない子達が入ってきた。
見つかったら面倒なことになるとバッグをとって隣を通り過ぎる直後。
感じたことのない震えと気持ち悪さ。
心臓はどくどく音を打ってうるさい。
急に立ち止まった俺が気になったのか俺を見た。
Jr.「お前何してんの?」
がくがくと膝が勝手に曲がろうとする。
息ができない。汗が滴り落ちる。
Jr.「は?…おい、見てみろよコレ!こいつsubなんじゃねぇ?」
俺が?なんで?んなわけ…
じゃあなんでお尻と手は床についてこいつを目の前にして座っている?
Jr.「うわ、初めて見たわkneelなんて」
Jr.「俺Domだから命令できんだよねぇ〜、ははっ!イイアソビ思いついた!…お前commandできるよなぁ?…な?」
見世物のようにまわりは笑って見てるだけ。
そこからは犬同様に扱われた。
四つん這いで俺を歩かせ、おすわりといえばさせて。
仁王立ちで、俺を蔑むように。
怖くて辛くて。
何がなんやらぐちゃぐちゃで。
泣き叫んだら押さえつけられて殴られた。
その音を聞いて駆けつけてくれたのが薮ちゃんと光くん。
俺を助け救ってくれた恩人。
もちろんセーフワードなんて決めてなかったからサブドロップに陥った。
後日病院に行って検査すればsubと発覚。
医者からは第二の性の説明を受けて、いいパートナーも見つかりますよなんて言われたけど俺にとってはただのトラウマでしかない。
それから薮ちゃん以外のDomに会うたびフラッシュバックして薮ちゃんと光くんが落ち着かせてくれた。
デビューするときにJr.の時の事件は3人の秘密にしようと決めて。
______
最初はメンバーでさえも手こずった。
徐々に慣れて今ではすごく仲良くできている。
活動していくうちにsubということだけを打ち明けて、ほかのメンバーは付き合ったりパートナーになったり。
まさか俺がパートナーを持つとは思ってもみなかったけど。
大ちゃんにcommandをはじめてしてもらうと言った時は俺の中の何かが締め付けられた
でも自分で制御できない本能。
薬の力を借りても欲が溜まっていくだけ。
そんなsub性なんてくそくらえだ。
392人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まかろん。。(プロフ) - ありがとうございます!明日になったら検索してみます! (2020年1月9日 19時) (レス) id: a04440bc10 (このIDを非表示/違反報告)
ぶたのすけ(プロフ) - まかろん。。さん» そのページから閲覧いただけると思いますので、是非やってみて下さい!Twitterのアカウントは書いてあるので、ご覧下さい。まかろん様のご要望地お答えすることが出来なくて申し訳ないです。ご質問頂きありがとうございました! (2020年1月9日 19時) (レス) id: 3bbe1d2ec0 (このIDを非表示/違反報告)
ぶたのすけ(プロフ) - まかろん。。さん» まかろん様、初めまして!読んで頂きありがとうございます。実は、私も貼り付けたいのは山々なのですが載せてしまうとR18作品にされて普通に閲覧できなくなっちゃんです.........。毎週金曜から月曜まで鍵を外しているのでやふー等で検索をかけて頂くと、 (2020年1月9日 19時) (レス) id: 3bbe1d2ec0 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん。。(プロフ) - はじめまして!裏のお話を読みたいのですが、Twitterを見る事ができません。なので貼り付けて頂きたいと思っているのですが、どうすれば良いか分かりません。分かりにくい説明で申し訳ないのですがよろしくお願い致します。 (2020年1月9日 19時) (レス) id: a04440bc10 (このIDを非表示/違反報告)
ぶたのすけ(プロフ) - ゆゆさん» 大丈夫ですよ!出来る限りのことをやってみたいと思います! (2019年9月28日 10時) (レス) id: 3bbe1d2ec0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぶたのすけ | 作成日時:2019年8月27日 2時