笑えてるよ ページ5
「はぁ…」
授業が終わり、いつもならこれから部活、となるはずが…
今日は体育館の点検らしく、部活がない。
「帰りたくないなぁ… 」
日曜日も部活あっていいのに。
「なに、帰りたくねぇの?」
頭上で聞き慣れた声がした。
「_ぶんぶんじゃん。」
もうそれ俺要素ないんだけど。と文句を言ってくる白布。
「いいじゃんいいじゃん。ありじゃんありじゃん。」
「まぁそれはどうでもいいとして。」
どうでもいいのかよ
「帰りたくないなら、俺らと一緒に来る?」
誰と?何処に?
それがわかるまでそんなに時間はかからなかった。
「天童さん…荷物多くないですか…まさか…」
「ウンッ!賢二郎の家でお泊まり会だネッ!Aちゃんも来るの??」
やはり。
「女子が男子だけのお泊まり会についていくと思ってるんですか…?天童さんも、ぶんぶんも、もうちょっと考えてください…」
小学生じゃないんだから。と一言付け加えると、分かりやすく拗ねる天童さんとムスッとした顔でこちらを見てくる白布が見えて、なんだか微笑ましい
「まぁ、そういうことなので…」
「来たらどうだ?意外と楽しいかも知れねぇぞ」
ここでこの人にこう言われたのは、予想外。
「瀬見パイセン…」
おう、と返事をする瀬見先輩に、私は容赦なく言葉を振りかける
「おばかちゃんなんですか…?」
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猫 - うぅ、続きが気になります・・・!どうか、一話でもいいので更新してほしいです。待ってます・・・!! (2020年6月14日 4時) (レス) id: 96098a2a12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:西宮柚芽 | 作成日時:2018年9月3日 2時