┗その2 side貴女 ページ7
sideテトル
ざっと気迫の風が吹く。
宝玉の世界でラディウスと組手をしていた、少しでも少しでも強くなるために。
守るための強さをテトルは追い求めていた。
「はっ!!」
ラ「テトル、貴女は打撃が苦手ですね」
「うっ!…ッ否定しません!」
ラディウスに腹を殴られ吹っ飛ばされるテトル。
一拍あけて、テトルはラディウスをみると息すら上がらずそこに立っていたことから攻撃が全く通ってないのかと少し、悲しい気持ちなった。
ラ「私は所詮、造りものです」
「え?」
ラ「私は、オリジナルによってここにいる
いわば魂の欠片です、本物ではないのですよ」
テトルは前屈みになり、次の技を仕掛けようとしていたがその手を止める。
「ラディウスさま…私はちっとも造りものだなんて思いません」
ラ「ふっふふええ、そう答えることを私は知っていましたよ」
どう言うことかテトルは理解できず首をかしげる。
嬉しそうに笑うラディウスにテトルも笑みをこぼすと、なにかに触れられた気がした。
この感覚はどこかで感じたことがある。
これは、ブロリーと契りを交わしたときのあれだ─
口づけだ…
それに気づけばテトルは両手で唇を隠す、ポンッと頬を紅くさせて翼で顔を覆い隠した。
ラ「どうしました、傷が痛みましたか?」
「ぃ、いやちがくて、なななナンデモナイので…すッ」
今度はラディウスが首をかしげた、テトルは恥ずかしながら空を見上げた。大好きな彼に向けて想う。
もう少し、待っていてねブロリー
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ネル - 読めているので大丈夫です!小説の更新お疲れ様です! 魔神ブゥと戦うのかワクワクしています。コロナも増えてきたのでお体にはお気をつけ下さい (2022年12月12日 20時) (レス) @page23 id: e84c6ceac4 (このIDを非表示/違反報告)
*HAKURA*(プロフ) - わぁあ!!?138話がちゃんと更新できてなかったようで…失礼いたしました!! (2022年12月5日 12時) (レス) id: de024105f6 (このIDを非表示/違反報告)
*HAKURA*(プロフ) - ネルさん» こんばんは!コメントありがとうございます。フラグたちが収集つかなくなってきました作者ですwなんかどっかでこのフラグ合ったなと気づいていただけたらなと更新するごとに、私はドキッドキッしてます(*´▽`*)どうぞ、お時間あれば探してみてくださいw (2022年10月2日 23時) (レス) id: de024105f6 (このIDを非表示/違反報告)
ネル - いえいえ、小説の更新ありがとう御座います!またこれからの展開にワクワクドキドキしながらひっそりと読ませていただきます! (2022年9月30日 18時) (レス) @page15 id: e84c6ceac4 (このIDを非表示/違反報告)
*HAKURA*(プロフ) - ネルさん» こんにちは、コメントくださりありがとうございます!遅い更新ですいません…どうぞ、これからの展開にワクワクドキドキしながらブロリーを眺めてくださいませ!?!w (2022年9月28日 11時) (レス) id: de024105f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*HAKURA* | 作成日時:2022年6月18日 21時