勿忘草-ﾜｽﾚﾅｸﾞｻ-７

┣その3 ページ7

ニヤリと含み笑いをするベジータと目が合うブロリーはなにやら面倒事に巻き込まれるような気がした。


ベジ「そのなんとかって大会、貴様がでるなら俺も出よう。」

悟飯「え？！」

ベジ「あのときは大きな力の差があっただが、今はどうかな？
きさまが平和に浮かれている間もおれはトレーニングをつづけていた。」


うっと後退りする悟飯、返す言葉もない様子で頭の後ろに手を置く。



ブル「そう、ぜんっぜん働かないのよこの人！
あんたのお父さんと一緒、サイヤ人って、働かないのかしら？？」

ブロ「…」

トラ「すごいや、おとうさんと悟飯さんが闘うの！？」


ふうとため息をつきながらあきれた様子のブルマ。隣にいるトランクスは目を輝きながら悟飯とベジータを見聞きしていた。



？『おらも出るぞ！』


すると、どこからか声がする。
聞き覚えのあるこの声は…



悟飯「お、お父さん！」

「悟空さん？！」

ブロ「カカロット…！！」

トラ「？？？」


部屋にいるみながその声に驚く。
そうこの声の主は孫悟空であったからだ。



悟空『そうだ、久しぶりだなぁみんな！
いま、あの世から界王様とおしてはなしてんだけどちゃんと聞こえてるみたいだな！』

悟飯「お元気でしたか？」

悟空『うん、元気だったぞ……死んでっけど！』


ははっと明るく笑い飛ばす悟空に懐かしさを感じながら和気あいあいと会話をする悟飯。

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