勿忘草-ﾜｽﾚﾅｸﾞｻ-７

┣その2 ページ19

悟飯が嬉しそうにピッコロに駆け寄り、そう訪ねるとピッコロは悟飯の服をみて少し不思議そうに答えた。



ピ「嗚呼、みかけてない。
しかし、おまえそんなかっこで出る気か？」

悟「ええ！」

ピ「そ、そうか……。」


ピッコロは悟飯から視線をはずし、ブロリーに睨み付ける。
バチバチと殺気だった様子で今にも戦闘が始まりそうである。



「こんにちは、神の神殿以来でしたね
神様はお元気ですか？」

ピ「そうだな、デンデなら元気だ
いまは神殿から見ているだろう」


二人の間に、遮るようテトルはピッコロにお辞儀した。
ぶっきらぼうに答えるピッコロは、空に視線を向けて教えてくれる。



悟空「へへ、ヤッホー〜！」


すると、仁王立ちで空から降りてきたのは孫悟空であった。
悟空の登場に皆が歓喜に溢れ、駆けよる。



悟空「あは、けっこう変わっちまったなみんな！
でも元気だったか？」

ク「うッ悟空！！」

チチ「ご、悟空さ…」

ブル「孫くん」

亀「よう帰ってきたのう」


涙する者、驚きを隠せない者ぐっと怒りを抑える者様々な感情を表情をする中で、なにやら玉に乗る小さな老人が悟空に近づいた。

おそらく、占いババであろう悟空に「24時間じゃぞ良いな」と忠告しふわふわと飛んでいく。

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