勿忘草-ﾜｽﾚﾅｸﾞｻ-４

┗その4 ページ5

あっそのと、手を横に振ったりしているブロリーをみてテトルは吹いてしまった。



「ふははは！そんなに慌てないで」

ブロ「…テトルは頼りなくない。
一緒にいたいから居なくなって欲しくないんだ！」

「ブロリー」



ブロリーの強い眼差しを受けるテトル。
テトルの心が鳴ったのを感じた。
それは期待していいのだろうか、きゅっと心臓辺りを右手で押さえる。



ブロ「？？」



テトルの行動にブロリーはコテンと首をかしげる。頬が熱いのがわかる、きっと赤くなっているのだろうとテトルは思った。



「ん"ん！とにかく！
私は大丈夫だから！
ブロリーは不安がらなくていい！！」



咳払いをして、テトルはベッドから下りて仁王立ちしながら言いはなった。

ブロリーは先ほどまでではないが、眉をひそめてテトルを見つめている。


テトルはおもむろに時計をみる。

そろそろ寝なくては体に悪いと思った。

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