勿忘草-ﾜｽﾚﾅｸﾞｻ-４

47,期待 ページ2

悟空達に新しい部屋を案内したあと、テトルは自分の部屋へと向かっていた。



「え？ブロリーどうしたの！？？」


廊下の角を曲がった後、テトルの部屋の扉の前に座り込んでいるブロリーを見つけた。



ブロ「…………」

「ブロリー？」


あまりにもブロリーの気が、弱くなっていたためなのかブロリーの気配を感じりれなかったテトル。
近くへ駆け寄るも、ブロリーは足をおり顔を伏せたままである。



「ここは寒いから、部屋に戻ろう？」


テトルはブロリーの肩に手をおいて静かに言うと、ブロリーはテトルのスカートの裾を弱々しく握る。



「？？？」


こんなブロリーを見たのははじめてである。
テトルは肩から頭へと、手を移してブロリーを撫でた。



「私の部屋においで」



ブロリーの背にある、扉を開けてみる。

ブロリーは伏せた頭をあげて、テトルと目を合わせた。

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