二十一巻目 ページ22
あれからカクカクシカジカで、私は今真選組の屯所にいる。
土方「まぁそう緊張すんな。」
沖田「そうでさぁ。緊張すんのは俺と×××××する時だけでぃ。」
山崎「ちょっと!!隊長アンタが一番緊張させてますよ!!!」
A「皆、ありがとうございます…。」
山崎「いいんですよ。それに、副長が心許す方なら安心ですし。」
皆優しいな…それに比べて私は、、、ただの落ちこぼれ……
沖田「そういやお前、ちぃと顔色が悪くねぇか?」
沖田さんはふとそう言うと、私のおでこに自分のおでこをくっつけてきた。
土方「お前っ、総悟何して…!!」
山崎(あっ、副長妬いてる…!ふふふ)
沖田(おっ、へへっ土方コノヤロー妬いてまさぁ)
A「そうですね、ちょっと疲れが…」
バタン!!
あれ、しまった倒れちゃった。
意識はあるのに体が動かないな。
わざと倒れたと思われたら嫌だし…寝よう。
私はそう目を瞑った。
でもすぐに寝られるはずもない。
沖田「こらぁかなりの疲労かねぇ…。
土方さん、空いてる客間は?」
土方「今日は会議もあったし満室だ。」
だって
沖田「それならコイツは俺の部屋に連れて行きまさぁ。」
土方「総悟、お前だと不安だ。俺の部屋のが広いし副長である俺が預かる。」
…イケメンが私の事で揉めてるんだから……。
山崎「ぇえ!?二人とも!!
そんなに喧嘩するなら間を取って俺が!」
沖・土「お前は論外だ!!!」
山崎「ぇええ!!!?」
沖田「…なら、公平にジャンケンで。」
土・山「分かった」「分かりました。」
沖田「最初はグー、ジャンケポン!」
土・山「「は!?」」
沖田さんはパー、二人はグーで沖田さんの勝ち
…だが、
土方「テメェ!今『ケポン!』だったろ!
最後だけ早く言ってズル勝ちだ!」
山崎「そうですよ隊長!」
神楽ちゃんがクソサドって言ってたけど、なるほどなぁ。
沖田「それがダメだなんてルールは聞いてやせんぜ。ま、これにて落着。コイツは俺って事で。」
沖田さんは土方さんと山崎さんの意見も聞かずに私を抱いて走っていた。
土方「総悟、後で覚えてろ!」
山崎「やれやれ…。」
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作者名:柿ぷぃ | 作成日時:2018年2月4日 18時